ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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授業研究会

2007-06-09 | 育児
 理科の研究授業に参加した。理科教育の発展を目指す先生方の集まりだ。授業後の研究会では活発に意見が出されたが、授業の問題点の指摘が多く出された。これは、よくある光景である。誰もが完璧な授業をすることはできない。だから、授業批判に終わることなく、この授業を通して互いに何を学ぶか、今後に何を生かすかが重要である。
○教材研究の深さが授業を作ること
 ・具体的な活動の姿や発言の内容を理科の本質(科学的)から考えておく。
 ・本時のねらいを明確にすると子どもの姿で何をしたらよいのか、何を子どもが話せばよいのかが見えてくる。
○子どもの思いと教師の願いのずれを埋めること。
 ・活動を増やして事実を多く見つける。→事実の裏に隠れている不思議さに気づかせる。(課題を作るための活動、課題解決のための活動)
 ・学習過程のあり方→課題解決学習の過程を踏ませることだけが学習過程ではない。(3年生では予想、実験方法などはカットしてもよいのでは。)
 ・教えることと考えさせること
 どんなことでも考えさせようとすると無理がある。3年生の実態を考えて教えることと考えさせることを整理し直すことが必要となる。(発見する喜びを多くもたせる。)
○どの子もわかる(できる)ようにすること。
 一部のできる子どもだけで授業が進んでいても力をつけたことにはならない。何を見つけると分かるのか、どんな視点に着目させるとできるのかなど個々への対応を明らかにすることが研究となる。これを生かす場は、今後の個々の先生方の授業しかない。