ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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机間指導

2007-06-03 | 育児
 机間巡視という言葉の方が一般的かもしれないが、意図的に指導しながら子どもの活動中に回ることからあえて、先輩から教えて頂いた机間指導という言葉を使う。私は、よく「机間指導は、3回回れ。」と話す。学級の人数にもよるが3回は、かなりきびしい。しかし、3回必要なのである。
1回目・・・課題についてどの子も理解しているか確認するため
(大体学級の実態をつかんでいれば、ある程度指導しなければならない子は分かっているから課題の理解が危ないと思われる子どもの所へ真っ先に行く。どの子も課題追究できなければ授業として成立しないから最初はこれしかない。時間を節約するために心配な子を集めて一度に説明することも視野に入れる。助けを求める子が多ければ課題に問題がある。)
2回目・・・1時間の授業作りに必要な内容を見つけるため
(交流に生かせる内容を見つけることで、授業の構成ができる。誰と誰と誰の考えを使えば本時の授業が構成できるのかを見極めてあると意図的指名をすることができる。もしなければ、子どもを指導して作る必要も生まれる。)
3回目・・・自分の考えを言葉で表現できるようにするため
(書くだけでは話せない。書いたことに自信をもたせ、発表できるように指導助言する。話し方が分からなければ教える必要がある。話せても自信がなければ自信がもてるように褒めたり、何度も繰り返し言わせたりする。)
 この机間指導は、職人の技と同じ。すぐにできるものではない。繰り返し続けることで身に付く。なまけると元に戻ってしまう。続けることで指導のこつをつかみ個々への支援の仕方も磨かれていく。これ日々精進。