ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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主張すること

2017-03-26 | 育児
 相手の気持ちを大事にしたいと思う気持ちが強いと主張したいことでも、一端胸の内にとどめておき、相手の思いを聞くことになります。

 そして、その思いがわかると、主張しようと思っていたことでも、言わないで内に秘めておくことがあります。

 その時、「仕方ないな。」「無理はさせられないな。」などと自分に納得のできる答えを見つけるまで自問自答することになります。

 どこかで一致するところを見つけ、お互いに納得できる形にするとよいのでしょうが、なかなか自分の思いを相手に主張できません。

 
 主張するだけだから話せばいいと言われるかもしれませんが、主張し始めたら、一歩も引けない頑固さをもっている自分だと知っているから、なかなか言い出せません。

 最善の方法を考えて主張しようとするわけですから、相手の不十分さもわかっています。

 特に第三者が絡む内容であれば、第三者に迷惑をかけたくないとの思いがあるため、余計に主張したくなってしまいます。


 この頑固さの一番の問題は、相手の主張の不備を指摘することでしか、問題解決の糸口を見つけられないところです。
 これでは、いつまで経っても平行線になります。お互いの主張を言い張るだけになります。

 ここを乗り越えるには、お互いが同じ方向を向いていると気づくところから始めなければなりません。

 自己主張が強いとなかなか相手の考えを素直に聞き入れることができません。相手が譲るか、自分が譲るかという話し合いになってしまいます。


 これでは、同じ方法を向いているとは言えません。

 同じ方向を向くためには、自分の主張をもっていても、相手と一緒に作り上げるという立場に立たなければ同じ方向にはなりません。

 相手の不備を知っているからなおさら、相手が気づくように方向づけることが必要になります。
相手のペースに合わせながら進めることになるため、忍耐力が必要です。

 説明すれば、早いと思いがちですが、不備に気づいていないと、至らない主張を別の場面でも繰り返すことになります。
 この方が解決するまでに時間がかかります。

 同じ方向に進んでいることをわかっている側が、わかっていない側を、支援しながら、前に進むようにしなければなりません。


 今の私は、これができない未熟さを認めることができず、逃げているように思います。

 逃げないで、挑戦し続けたいと思います。 

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