ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

言われてうれしくなる言葉

2014-02-24 | 育児
頻繁に使っている言葉は何でしょう。言葉を受け取る相手が心地よくなったり、安心したり、親しみを感じたりする言葉を伝え続けると、関係がとてもよくなります。

 相手を責める言葉は、相手との距離を作ります。自分を守る言葉は、相手との壁を築きます。

 互いに心を開き、心地よい関係でいたくなる言葉には、どんな言葉があるのでしょう。

 ありがとう  感謝するときに使いますが、相手を受け入れる言葉です。

 素晴らしい  相手のよさを承認する言葉です。敬意が感じられます。
 (素敵だ)

 大丈夫    不安を取り除く言葉です。頼りたくなる言葉です。

 そうです   相手の思いを承認する時に使います。安心を提供する言葉です。
 いいね    共感する時に使いますが、承認された感じがします。

 できたね   願いが叶ったときに使います。努力への承認を感じる言葉です。
 
 うれしくなる言葉を探していると、心がわくわくしてきます。自分に言われている気分になります。

 日頃、どんな言葉をたくさん使っているのでしょう。

 子どもたちが明るく元気に過ごすための教師の言葉かけになるように、素敵な言葉をたくさん見つけたいと思います。 

気になること

2014-02-17 | 育児
 今、気になっていることは何でしょう。気になり始めるとそこから抜け出られなくなっている自分を発見することがあります。

 ダイエットをしている人は、ダイエットの効果が気になって仕方ありません。自分の欠点が気になる人は、欠点が現れないか気になって仕方ありません。

 「そんなことないですよ。」といくら他人から言われても、気になって仕方がありません。

 これらの思いこみは、自分の行動や言動を制限しています。

「~しないようにしよう。」「~を避けよう。」とします。
それが幸せにつながるのであればよいのですが、実際にはそのことで苦しむことになります。
 
 思いこみを作り出す根底には、何があるのでしょう。

・人によく見せたい   (見栄・虚栄心)
・自慢したい      (自尊心)
・人より優れていたい  (優越感) など

 自分を苦しめているのは、自分の中にある価値観かもしれません。

 自分で自分を苦しめているのならば、やめればいいと思うのですが、なかなかやめられないのが私たちです。

 価値観は、自分が大事に育ててきたものですから、これを失うことは、自分を否定することになると感じてしまいます。

 実際にはそうでないにも関わらず、見られる自分が気になって仕方ありません。

 価値観は、自分ではありません。

 本当の自分らしさを生かしきれずに、この価値観というオブラートに包まれて、見えなくしていることがあれば、不幸です。

 自分を磨くことは、多様な価値観を身につけることではないように思います。豊かになれば、幸せ感が強くなるはずです。

 価値観を多く身につければ、それだけ窮屈になり苦しむことが増えてきます。

 どうも価値観と、豊かさは別のもののようです。

 自分らしさって何でしょう。。。。。ちょっと気になりませんか?

信じるという言葉

2014-02-10 | 育児
 子どもの発する少ない言葉から、本当に伝えたいことを読み取ることは、なかなか難しいと思います。
 多くの場合、言葉をそのまま受け取り、解釈することになります。
 「学校に行きたくない」「勉強したくない」「○○さんが嫌いだ。」などと言えば、その原因を聞くことになります。
 
 ここで、子どもを信じているからと、子どもの言葉をそのまま受け取る保護者や教師をよく見かけます。

 信じるという言葉は、人間関係を築く上でとても大事な言葉ですが、その言葉をそのまま受け止めなければ、信じたことにならないかと言えばそうではありません。
 
 もし、子どもの言葉が曖昧だったり、真実でなかったりしたとしたら、「私は、あなたの言葉を信じていたのに」と子どもを責めることになります。

 本当にそうでしょうか。

 必死になって、子どもの思いをつかもうと努力しているその姿には、「あなたを大切にしたい。」という思いがあります。その上で発した言葉に寄り添ってみただけのことだと思います。

 言葉を重く受け止めれば受け止めるほど、言葉を発した子どもを追いつめることにもなりかねません。また、信じた自分が深く傷つけることにもなりかねません。

 言葉で表わされることは、心のほんの一部でしかありません。

 発せられた言葉で語った原因は、本当の原因ではないかもしれません。

 他にも原因があるかもしれません。もっと深いところに原因があるかもしれません。

 このように疑うことができたら、もっと子どもの心を探ろうと努力することになります。

 子どもが発した原因に振り回されることもないかもしれません。

 探り続けることは、子どもを信じていないことではありません。「学校に行きたくない」「勉強したくない」「○○さんが嫌いだ」と感じていることを信じているから動いているのです。決して言葉に操られているわけではありません。子どもの今の状態を信じて対応しているだけです。

 原因がわかれば、楽になります。原因がわからないという不安から逃れることができます。無意識は、子どもの発した言葉に頼ることで楽をしているのかもしれません。

 心を言葉に置き換えることはできません。心は言葉以上のものです。

 信じるという言葉を簡単に使い過ぎると互いに痛い目にあいます。