ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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いよいよ2学期

2008-08-31 | 育児
 いよいよ夏休み最終日となった。明日から始まる2学期に向けての準備を終え、安心して迎えられるだろうか。夏休みの作品処理に時間を費やすことになる最初の3日間が学級作りにとってとても大切な3日間を有効に利用するためにも準備不足にならないようにしたい。
・授業作り
 1週間の学習予定に合わせて、必要なものの準備はできているだろうか。
・教室作り
 2学期始めのやる気を持続し、前向きに向かえるための教室の環境は整っているだろうか。明るく、整然とした教室になって迎えたい。
・構え作り
 朝子どもが教室に入ったときに一番目に入る黒板に2学期に向けてのメッセージを書いておきたい。
 子どもたちに2学期の始めだからこそ伝えたい内容をもって子どもの前に立ちたい。
 (2学期の個々の目標、学級としての目標など)
・作品処理に関わる準備
 展示場所の確保、点検表、コメント用紙など作業に関わる準備をしておきたい。
 夏休みの生活は個々様々である。早く切り替えができるようにしたい。そのためには、まず生活のリズムを学校生活に合うようにすることから始まる。ただ、させたい気持ちが強くなると指示が多くなる。それを避けるために、まず子どもたちの夏休みの生活を十分把握し、子どもの様子にそって指導のペースを考えたい。子どものやる気を削がないためにも焦らないことが重要である。

思いを受け取ることの難しさ

2008-08-29 | 育児
 思ったことが伝わっているかどうかを確認してみると案外伝わっていないと思うことはたくさんある。自分の理解の仕方が他の人と違うことを十分理解しながら、話をしなければならない。
 本気で伝えたいと思えば、一度話したからと言わないで、本当に伝わったかどうかを何度も確認をする。うるさい程何度も確認する裏にはあなたにどうしても伝えたいというメッセージが隠されている。
 何度も言うとうことは、「本気だよ。どうしても伝えたいことなのだ。このことはあなたにとっても私にとってもとても大事なことなのだ。」という思いがあるから言うのである。「そこまで、どうしてしなければならないの?」と疑問をもった瞬間にその思いは伝わらなくなっていく。
 子どもは理解したいために何度も同じことを聞くことがある。「うるさいな。一度言ったのにまた聞く。」と聞きたいことへのこだわりがあるにも関わらず、こちらの都合で拒否をされては、子どもは挫折してしまう。「分かりたいから何度も聞いているんだ。」というサインを十分くみ取ってじっくりと子どもに合わせて何度でも話せる大人でいたい。

見方を変える

2008-08-28 | 育児
 辛いと思えば、全てが辛くなる。幸いと思えば全てが幸いとなる。これもよく経験することだ。物事への見方を変えるだけで、自分の気持ちも変わってくる。子どもへの言葉かけについても同じ。
 子どもの姿をどのように受け取るかは、受け取る側の捉え方で変わる。
・いたずらをする→こちらを向いてほしいと思っているのかもしれない
・忘れ物をする→見通しをもった生活をしていないかもしれない
・言われないとできない→あなたを信頼しているということかもしれない
・机の中が乱れている→物の始末が不得意なのかもしれない
・隣の子と席を付けない→自己主張が強いかもしれない
・掃除中に話が止まらない→寂しがり屋なのかもしれない
 どのように見るかは、教師の解釈次第。一度決めるとその見方で対応する。ひょっとしたら、違うかもしれないぞと疑いながら対応する気持ちがあれば、ゆとりが生まれる。違っていた時の対応ができるか、思い込みのまま子どもに接するかこれも教師次第。子どもの育ちの違いは、この柔軟性にかかっている。思い込みは、固定化し、時には差別につながることもある。そして、子どもを変化するものだと捉えて対応することが教師の力量を上げることにもつながる。

よい場を作るための準備

2008-08-27 | 育児
 心地よい場にいると安心し、心が解放される。そんな経験は誰でももっている。参加者が多ければ多いほど、その場作りに多くの配慮が必要となる。それは、参加者の反応を見ながら場をその場で作り変えることがなかなか難しいからだ。
 そのためには、事前の準備が重要となる。
会場へ到着してから、会場を出るまでの流れの中でどれだけの配慮が必要なのかを十分配慮する。これは、参加者がよかった。また参加したいという場になることを願っているからできることだ。
・会場への案内(駐車券、道案内、駐車場等)
・会場作り(椅子並べ、マイクの調整、受付等)
・講師への配慮(事前の連絡、当日の接待、会場までの案内等)
・準備をする者への配慮(願い、動き方、準備するもの)
 事前の準備をしておいてもその場で変更しなければならないこともある。気持ちよい場になっているか配慮をしながら、見届ける。そんな場を作ろうとする気持ちは必ず参加者に伝わっていく。300人程を集めた研修会が無事に終わった。
 これは、学級作りでも同じ。子どもにさせることではなく、担任としてどこまで場を作る配慮ができるかどうかということだ。
・教室のものの配置
・子どもが使う机椅子
・教師が使う黒板
・授業に必要なものの準備や構え、動きのシミュレーション
 子どもたちが気持ちよく勉強できる場を作ろうとする教師の思いがこもった授業の準備をどこまでできるか。子どもたちへの思いにかかっている。

研修で学ぶこと

2008-08-26 | 育児
 夏休みを使って、多くの研修をすることが多くなった。その研修をどのように受け止めるかは、自分次第である。明日からの自分の生活に生かせるか素敵な研修だったと思うのか、それともつまらない時間を無駄にした研修だったと思うのかは、誰が決めるわけでもない。自分が決めている。
 必ず役に立つことを見つけようと思いながら学んでいれば、必ず見つかるものである。逆に受け身であれば、強い衝撃を受けない限り印象に残ることはない。
 私たち教員が受ける研修は、子どもに還元して初めてその研修の意味をもつ。夏休みも後わずかとなった今こそ、どのように2学期に生かそうか、考えるよい機会だ。
 学期初めに語る教師の話の内容が2学期の取り組みへの意欲と意思を示すことになる。質のある話を用意し、子どもたちに語りたい。

どこに視点を当てているのか

2008-08-25 | 育児
 オリンピックが終わった。日本人の活躍をどのように見るか、いろいろな人がテレビで語っている。メダルの数が減ったことへの国の対策を問う声も聞かれる。すぐに新たな提案をする人もいる。これが今の国の姿。
 目の前を見ているだけで、次代を見据えた教育でないことがすぐにわかる。もっと視野を広げ、マスコミや世間が何を言おうとこれだと言い切る力強さがほしい。10年後、20年後の社会を描いて今を語るそんな人が今こそ必要だ。変化に流されず、何こそ日本人に必要な資質なのだろうか。オリンピックでメダルの数を増やすことにどんな意味があるのだろう。どんな日本人を描いているのだろう。世界の全ての分野でトップの人間になることなのだろうか。
 心豊かでたくましく生き抜く「生きる力」をもった日本人の育成をどの大人もじっくりと考えてほしい。目先の利害にこだわっていては子どもは育たない。

刺激の与え方

2008-08-23 | 育児
 よく大砲と機関銃を例にして,子どもへの刺激の与え方について話をすることがある。
 大きな影響を与える大砲はそんなに毎日のように使うことはない。その代わりに機関銃は影響は大きくないが,毎日繰り返し打ち続けることで効果をあげる。
 大砲は強い衝撃を与えて,変化を求めるときに利用する。機関銃は,毎日こつこつ続けて,身に付けさせたり変化させたりしたいときに利用する。子どもにとってこの両方の刺激を受けることが,とても重要になる。一方だけでは,なかなか効果が上がらない。
 家庭において,よく母親が毎日子どもに言い続けている姿はこの機関銃に当たる。時々父親がカミナリを落とすのは大砲に当たる。両親がうまく役割を分担している姿だ。
 学校ではなかなか役割分担ができない。学級においては,担任が一人でこの二役をすることになる。
 この強い刺激と弱く継続的な刺激の両方をうまく使い分けることと学級経営のこつである。
・強い刺激はどんなときに使うのか。
 生き方や考え方に関わること
・弱く継続的な刺激はどんなときに使うのか。
 生活態度や行動の仕方,能力・環境作りに関わること

 教育は人なりとよく言われるが,生き方や考え方について語らないと姿を見ているだけでは子どもには伝わらないことが多い。また,毎日の活動をこなしているだけでは,当然生き方は伝わらない。
 時間をとって刺激をすることも大事ではあるが,日常の活動そのものの中にある。
 心豊かな子どもたちを育てるためにも,刺激の与え方を考えながら,質を高めていけるよう刺激を与え続けたい。

仲間を増やそう

2008-08-22 | 育児
 一人で頑張っていくことも大切なこと。しかし,仲間と一緒にすることで頑張れることも増えていく。
・悩みをもっても,相談できる仲間がいれば,解決は早い。
・仲間と一緒にいることで安心できることもある。
・仲間の頑張りに刺激されて思わぬ力を発揮できることもある。
 自分についても仲間から教えてもらって発見することもある。
 中には,次の理由から仲間を増やそうとしない人もいる。
・一人になりたいときになれない。
・気を遣うのが大変。
・仲間に束縛され,自由にならない。
本当にそうなのだろうか。一人になりたいときになれるような仲間いすればよい。気を遣わなくてもすむ仲間にすればよい。束縛をしない自由な関係の仲間にすればよい。
 自分次第で,どんな仲間でも作ることができる。逆に仲間作りが上手くできないと思っていると上手くできない。気持ち次第でどのような仲間でもできる。
 可能性をもっている私たちだからこそ,子どもたちにも可能性を信じて思いっきりぶつかっていきたい。

夢中になること

2008-08-21 | 育児
 幼い頃,夢中になって一つのことに取り組んだことを思い出す人は多いだろう。いつの間にかその感覚が弱くなっている自分はないだろうか。
 周りのことを気にしたり,周りから見られる自分を気にしたり,夢中にさせていない自分はないだろうか。枠を作り,自らの可能性をなくしている。そんな自分はないだろうか。
 子どもが無邪気に夢中になって取り組むことに制限を加えているのならば,子どもの可能性を奪っていることになる。
 子どもよりも先を歩いている私たち。一生懸命になれば,次に何が起きるかを見通せる私たち。失敗をしたとき,どのようにはい上がるかを経験している私たち。だからこそ,子どもたちには夢中になって取り組む体験をさせたい。「失敗してもいいよ。安心してやってごらん。ずっと見ているから。」と言ってやれる大人でいたい。

地域に生きる

2008-08-20 | 育児
 子どもたちを守るのは,私の仕事だと親として考えることは当然。しかし,一人の力では限界がある。身近に子どもを守ってくれる人をたくさん作ることも子どもを守ることにつながる。
 自ら地域に働きかけ,地域とのつながりを密にすることはとても重要なことだ。
・挨拶を交わす人を増やす。
・地域の行事に参加する。
・地域へ働きかける。(ゴミ拾い,掃除,水まき等)
 私にはそんな時間はないと言えば,時間を作る自分にはならない。多くの時間をかけて取り組むことではない。少しの時間をできるだけ継続できるようにすることが意識を変えることになる。
 また,これも自分だけでなく,家族が参加できるように働きかける。家族ですることで,子ども自ら地域を知り,自分で自分を守る知恵を身に付けることにもつながる。
 安全な場所を増やす努力は生活の基盤であり,時間とは無関係。意識を向けるだけで変わってくる。まずは,挨拶から。

まずは挨拶から

2008-08-19 | 育児
 人間関係を築くためには、まず挨拶から。
自ら挨拶をするか、相手の挨拶に挨拶を返すか、どちらの自分だろう?
ここには、大きな隔たりがある。
 自ら挨拶するということは、相手に対する意識があり、自ら関わりを求めようとする意思の表れである。しかし、挨拶を返す方は、相手への意識が挨拶をした時点で生まれたことを表している。
 相手と関係を築こうという意識は、勇気のある行為であり、挑戦する意思の表れだ。
 相手が自分にとって危険な人物かもしれない。何が返ってくるか分からない。そんな思いが少なからずあれば、挨拶をしようという気持ちにはならない。
 まずは、安全な場で練習することが自ら挨拶ができるようになる近道になる。地域はその練習の場所として、最適である。近所の人への挨拶を保護者が見本となってすることが子どもにとって大きな刺激になる。
 家庭での挨拶や近所の人々への挨拶ができる家庭になっているのだろうか。

目標をもつ

2008-08-18 | 育児
 私たちは、目標を立てて活動を仕組む。しかし、活動をし始めると、その目標が見えなくなり、活動をこなすことになってしまうことがある。
 目標と活動がつながりをもって初めて活動の意味をなす。
つまり、目標を具体的な活動になるまで明確にすることで目標と活動がつながるということだ。
「この目標なら、この場面でこんな活動する子どもの姿になっているはずだ。」
「この目標なら、この場面でこんな姿にするために、こんな手だてを講じる必要がある。」
などと、活動を始める前に具体的な場面を思い浮かべることがとても重要になる。活動する前に共通理解をすることが、実際の場面での共通行動につながる。
 目の前にいる子どもを育てるということは、自分の思い通りに動く子どもにすることではない。目標に合った子どもにするための育てる機会だから、教師にとって子どもの可能性を発見する場と捉えることができる。その可能性を信じた時、どんな手だてを講じると子ども自ら歩みだせるかを見届ける場にもなる。
 このことを考えると、活動を始める前に子どもが自ら動き出すために、子どもたちに「この活動を通して、どんな自分になりたいの?」という問いかけをすることはとても重要なことになる。目標は教師の指導の方向を決めるだけでなく、子ども自ら進む方向を示すものになる。

けじめをつける

2008-08-17 | 育児
 1つ1つの活動の区切りをはっきりすることが次へのステップを作り出す。しかし、私たちは感情をもっている。今がいい状態であれば、それにしがみつきたいと思い、なかなか区切りをつけることができない。けじめが付けられないのは今がいいからだ。それでも、区切りをつけて次に進まなければならない。
 次に進むためのけじめをつけるためには、
・次の活動に今以上の楽しみを見つけ出す。
・今の活動を続けるだけの自分ではないことに気づく。
・今の活動をまとめ、終わりにする。
など、今の自分と「切り離す」ための手だてが必要となる。
 どんな自分になりたいのか?どんなあなたになってほしいのか?
この問いかけを子どもにしたり、自分にしたりしながら、子どもと共にけじめをつける自分になろうと繰り返し努力をする。
すると、
・けじめをつけようとしているのは、私だけではないんだ。
・けじめをつけるために一緒に頑張る人が傍にいるんだ。
・けじめをつけることは自分にとって素敵なことなんだ。
 こんな思いが生まれ、必ずけじめをつける子どもになる。
子どもの気持ちを探りながら、時間をかけてじっくりと取り組みたい。
うちの子は、けじめがつけられる子だと強く信じ続けながら・・・・。

叱る前に

2008-08-16 | 育児
 躾をするときに叱ることはある。しかし、叱る前に一呼吸を入れることがとても大事。
・本当に叱らなければならないことなのか。
・叱る側の都合で叱ることにならないか。
・どのように叱れば一番効果があるだろうか。
・叱った後の見届けはどのようにすればよいか。
 叱るときには、子どもに傷をつけるつもりでいると立ち止まることができる。見えないけれど、ひょっとすると心に残る傷になるかもしれないと考えると立ち止まることができる。また、この4つを考えているうちに強い感情が治まることもある。
 褒める場合より、叱る場合は叱ることがマイナスになることも想定しなければならない。
 結果として間違った叱り方をしても、この慎重さがあれば、必ずフォローする自分になれる。
 傲慢になってはいけない。相手が子どもであるからこそ、どのようにでも色をつけることができる。どんな色になるのかは、叱る側にかかっている。
(親が子どもに手を出して叱っている姿を旅行先で見た。あの子はこれからどんな人生を歩むのだろうと心配になった。)

まとめは振り返り

2008-08-15 | 育児
 まとめは自分の今までの取り組みを振り返り、整理する時間となる。
これは、授業だけでなく、活動の終わりに設定する。
1つ1つの活動の終わりに用意する。それも自分でできるようになることが、生き方になる。人に作ってもらっているうちは自分のものにならない。
夏休みのまとめ・・・40日を振り返ることはかなり抽象的で大きくなる。
研究のまとめ・・・・一定の大きさをもっているが、夏休みより小さい。
今日1日のまとめ・・かなり小さくなっているが具体的になる。
今日の勉強のまとめ・・・より小さくなっているがより具体的になる。
 どれも欠くことのできないまとめ。立ち止まる機会が多いほど成果を上げやすい。流れて止まらないでいると、まとめを作ることができない。
自分のよさを再発見したり、課題を見つけたりすることは、常に前向きに歩いている生き方につながる。癖になるまで続けることが大事。