ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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意志の力

2016-07-09 | 育児
 「何となく辛そうに感じる。」、「ひょっとしたら困っているのでは?」など言葉にはならないけれど、相手のしぐさや表情などから感じるという力を誰もがもっています。

 この感じる力は、大人よりも子どもの方が鋭いように感じます。

 きっと子どもは、言葉を十分に使いこなせていない分、言葉に頼らず、五感を通して情報を必死に集めようとしているからではないでしょうか。

 よく考えてみると、大人も鋭い感じる力をもっているけれど、言葉によって、その力が発揮されるのを抑えられているのかもしれません。

 例えば、忙しく働いている時に、子どもから声をかけられても上の空で子どもの話を聞くことがあります。
 子どもは必死に訴えているにも関わらず、その必死さを受け取ることができません。

 忙しく働いている時には、頭の中を忙しく働いている仕事に関わる映像や言葉が駆け巡っています。その時、五感はその映像や言葉に関わる情報を集めようと働いています。そのため、子どもの声や姿は、あまり重要な情報として、脳には届かないことになります。

 もし、忙しく働く自分を止め、子どもの言葉や姿に集中し、全力で子どもから情報を得ようとしたとしたら、五感は子どもからより多くの情報を得ることになります。

 この事は、新聞や新聞を読んでいる時、食事を作っている時、メールやラインをしている時の会話を振り返ってみるとよくわかります。

 その時、感じる力を十分発揮しているようには思えません。

 もし、集中力の強さと切り替える意志の強さがあれば、私たちの感じる力が、十分に発揮されるのではないでしょうか。


 悩んだり、苦しんだりしている時に自分のもっている力が十分に発揮できません。

 情報収集のために五感が十分に働いていないのですから、当然と言えば当然です。


 強い集中力と意志の強さがあれば、五感を働かせることになります。

 集中力は意志の強さによってもたらされるので、意志の強さが私たちの感じる力を蘇らせるとても重要な働きをしているように感じます。

 感情に流されることの多い私たちです。

 意志が強くなるように自分を鍛えなければならないと感じます。

 「嫌なこと」「辛いこと」が現れた時、逃げないで、自分の意志を強くする機会ととらえたいと思います。

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強い価値観

2016-07-05 | 育児
 喜怒哀楽は、私たち人間が身に付けた自分を守る武器のようなものだと思います。
さまざまな体験・経験をし、自分にとって安心安全な状況を作り出すためにこれらの感情を身につけているように感じます。

 例えば、時間厳守な人がいます。


 時間を守ることができれば、安心に生活ができます。時間を守らなければ、危険を感じます。
決めた時間を過ぎると危険になり、決めた時間内であれば、安心です。
 決めた時間までにしなければならないことをしようとがんばります。そのためにいつまでに何をすればよいのか見通しをもち、できるようにします。早めに終えることができるとゆとりの時間ができ、安心安全が確保されます。

 そのような生活を繰り返すことで、仲間からも時間を守る人だと信頼され、心地よい生活ができます。

 しかし、時間厳守の人は、自分だけでなく、他人にもそれを要求します。

 約束の時間が過ぎれて現れない人に対してよくない印象をもち、居心地の悪い気分を味わいます。それは、約束の時間からどのように生活しようかと見通しをもっているので、その安全が崩されることになるからです。

身に付けた価値観で自分も相手も裁くということはこのことです。


 この気分から相手を攻める人もいます。相手との人間関係が崩れる原因にもなります。

 約束の時間に遅れる相手が悪いと判断するのは、この価値観からです。

 遅れる相手を気遣い「何かあったのかな?」と心配する気持ちとは異なります。
もし、この気持ちが強ければ、相手が遅れて現れたとき、「大丈夫?よかった。ほっとした。安心したよ。」などという言葉が現れます。

 相手が悪いと思う裏に自分の価値判断はないか探ってみると、自分が見えてきます。
強すぎる価値観をもっていないだろうか、もっと大切しなければならないことはないだろうかなどと身に付けた自分の価値観と向き合うことで、よりよい姿を作り出すことができます。

 すべては、自分次第です。相手は、自分の強すぎる価値観気づきを与えてくれる対象になります。 

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