授業中に個人で考え作りをした後に、先生が「はい、できた人。」と子どもたちに尋ね、挙手した子どもの中から指名する姿をよく見ます。
そして、挙手した子どもの発言を元にして、授業が進んでいきます。
この姿に疑問を感じることがあります。
挙手した子どもで、授業が進むということは、挙手していない子どもたちはどう扱われるのでしょう。
時間までに考えがまとまらなかったかもしれません。何もわからなかったのかもしれません。この子どもたちに対して、友達の話は、どういう意味があるのでしょう。
聞いて学ぶための大切な情報になることは確かです。しかし、わからない子どもややりかけの子どもにとって、自分のわかっていく道筋に必ずしも合っているとは言えません。
わからない子ややりかけの子も授業に参加しているのですから、もっと積極的に参加できる体制が必要に思います。
できない事が悪いのだという考えをしていると、手だてが打てません。
また、子どもの側にすると見捨てられた気分にもなります。
「できた人」と尋ねることは、子どもの実態を把握するためには、とても重要なことですが、できない子どもがいたとしたら、何らかの手だてを打って、できる人になるまでの手助けが必要になります。その手助けが必要とする子がいるか否かを発見するための言葉が「できた人」になります。
次に活動を進めるための「できた人」ではありません。
できていない子もできかけの子も授業に参加し、積極的に自分の考えを述べることが必要です。それが学級一緒になって学習に取り組む姿勢になります。
考える時間が前にあったとすれば、その考える時間を精一杯に取り組み、その中で精一杯考えたことに値打ちがあります。ここには、能力の差はありません。どの子も自分がもっている能力を発揮し、挑戦しているのです。
この姿を生かすことができたら、もっと自分の考えに自信をもって取り組むことができるのではないでしょうか?
ほんの些細な言葉ですが、授業を構成する上で考えるべき言葉のように思います。
「はい、どうぞ。」、「頑張りを教えてください。」などどの子も挙手できる言葉かけをすることで、自分の能力を精一杯出すことの重要性も伝えることができます。
「あなた、これだけ頑張ったじゃない。発表しないともったいないよ。それに、そうやって頑張ったことを誰が知っているの?発表して初めて友達があなたの頑張りに気づいてくれるはずだよ。あなたが精一杯頑張ったことに間違いはありません。」などと勇気づけることもできる。
どの子も認められたいと思っています。教師が枠を作り、子どもがその枠に入れない状況を作っているとしたら、子どもにとても申し訳ないことです。
「わかった人?」も同様で、わかったか否かを判断するための言葉であったり、わからない子どもを探すための言葉でもあります。
決して授業を進めるためには使わないようにしたいと思います。
教師の子どもへの愛情がほんの一言で見えてきます。自分の都合で授業を進めているとどうしても、都合のよい意見だけ取り入れて、進めてしまいます。わからない子や自分のペースに合わない子どもは邪魔者になってしまいます。
これでは、子どもが生かされません。学習からどんどん逃げていきます。
子どもたちに投げかける言葉が子どもの学習意欲を変える大きな力になります。子どもたちを生かすための言葉かけを考えたいものです。
そして、挙手した子どもの発言を元にして、授業が進んでいきます。
この姿に疑問を感じることがあります。
挙手した子どもで、授業が進むということは、挙手していない子どもたちはどう扱われるのでしょう。
時間までに考えがまとまらなかったかもしれません。何もわからなかったのかもしれません。この子どもたちに対して、友達の話は、どういう意味があるのでしょう。
聞いて学ぶための大切な情報になることは確かです。しかし、わからない子どもややりかけの子どもにとって、自分のわかっていく道筋に必ずしも合っているとは言えません。
わからない子ややりかけの子も授業に参加しているのですから、もっと積極的に参加できる体制が必要に思います。
できない事が悪いのだという考えをしていると、手だてが打てません。
また、子どもの側にすると見捨てられた気分にもなります。
「できた人」と尋ねることは、子どもの実態を把握するためには、とても重要なことですが、できない子どもがいたとしたら、何らかの手だてを打って、できる人になるまでの手助けが必要になります。その手助けが必要とする子がいるか否かを発見するための言葉が「できた人」になります。
次に活動を進めるための「できた人」ではありません。
できていない子もできかけの子も授業に参加し、積極的に自分の考えを述べることが必要です。それが学級一緒になって学習に取り組む姿勢になります。
考える時間が前にあったとすれば、その考える時間を精一杯に取り組み、その中で精一杯考えたことに値打ちがあります。ここには、能力の差はありません。どの子も自分がもっている能力を発揮し、挑戦しているのです。
この姿を生かすことができたら、もっと自分の考えに自信をもって取り組むことができるのではないでしょうか?
ほんの些細な言葉ですが、授業を構成する上で考えるべき言葉のように思います。
「はい、どうぞ。」、「頑張りを教えてください。」などどの子も挙手できる言葉かけをすることで、自分の能力を精一杯出すことの重要性も伝えることができます。
「あなた、これだけ頑張ったじゃない。発表しないともったいないよ。それに、そうやって頑張ったことを誰が知っているの?発表して初めて友達があなたの頑張りに気づいてくれるはずだよ。あなたが精一杯頑張ったことに間違いはありません。」などと勇気づけることもできる。
どの子も認められたいと思っています。教師が枠を作り、子どもがその枠に入れない状況を作っているとしたら、子どもにとても申し訳ないことです。
「わかった人?」も同様で、わかったか否かを判断するための言葉であったり、わからない子どもを探すための言葉でもあります。
決して授業を進めるためには使わないようにしたいと思います。
教師の子どもへの愛情がほんの一言で見えてきます。自分の都合で授業を進めているとどうしても、都合のよい意見だけ取り入れて、進めてしまいます。わからない子や自分のペースに合わない子どもは邪魔者になってしまいます。
これでは、子どもが生かされません。学習からどんどん逃げていきます。
子どもたちに投げかける言葉が子どもの学習意欲を変える大きな力になります。子どもたちを生かすための言葉かけを考えたいものです。
授業参観が終わり、学級懇談会に入りました。その時先生が「手を挙げていない子も指すようにしています。そこでわからなければわかりません。考え中ですと言えるように指導しています」との事でした。息子はどちらかと言うと積極的ではない性格なので、帰ってから先生がそう言ってたこと、だから指されても怖がらずに分からないときはその気持ちを伝えたらいいんだよって話しました。そしたら息子が目に涙を溜めて、「1度そう言うことがあって分かりませんって言ったら立たされた」と言ってました。息子はそれにものすごくショックを受けたようで。
先生の仰っていることと違うのでちょっと不思議に思いました。あと、息子が先生が恐いと言うので具体的に聞いてみたら、クラスでふざけたことをして怒られた男子が2名いたらしく、その子達が1時間目から4時間目まで立たされていたらしいのです。息子は自分がもしその立場だったらと思ってそれも恐くなったようです。
この話を聞いてこういう指導のやり方があるのかってちょっと疑問に思いました。きっと息子がもっと要領よくできる人間だったら、「ああやれば怒られて立たされる」と学習するのかもしれません。でも、息子はただただ「恐い」と思ってしまったようです。
この事は校長先生にもお話ししました。もちろん先生ご本人にもお伝えした方がいいのかと思いますが。
息子が保健室で七夕への願いごとを短冊に「早く教室に入れますように」と書いていました。それを見て思わず泣いてしまいました。息子なりにやっぱり教室に入れるようになりたいんだなと。
ただ、今から息子自身も乗り越えなければいけないことが色々とあると思います。息子とも話しながら少しずつ少しずつ前に進んで行けたらと思います。
すいません、ちょっと吐き出させていただきました。
これは、次につながるチャンスです。
これを払拭できるのは、担任の力だと思います。
・息子さんが怖い思いになったことを伝えること
・友達が立たされても、自分も同じようになると思いこんでいること
これを解決してもらうことが学級に入る条件のように思えているのでしょうね。
本当にこれが原因かどうかわかりませんが、解決するために努力してもらうことは、一つの方法だと思います。
・怖い思いをさせて悪かったと息子さんに担任から話してもらうこと
・立ってもすぐに座れるように指導の方法を改善してもらうこと
この2つに取り組んでもらえたらありがたいですね。
担任にこのことを直接話すことが重要です。
校長先生からあなたの願いが担任の耳にはいることは、担任として信頼してもらっていないという解釈になります。
何とか一緒にやりたいという思いになるような行動にすることが大切だと思います。
他人に力を借りるとモンスターペアレントに思われてしまいます。決して、そうではなく、一緒に子どもを変えたいという願いを行動にすることが一番効果を上げます。
校長先生に話したことは、内緒にしてもらい、助言をいただく程度に止めておくとよいでしょう。
あくまでも担任と連携を取りながら、子どもを変える構えを忘れないでくださいね。
お子様の少しでも早い復帰をお祈りしています。
夏休み前に入る時間が今までよりも長くなると、2学期も入れる可能性が高くなります。
入ることに自信をもつことになるからです。逆に入る時間が短くなると自信を失います。
少しでも前向きに考えられるように配慮することが大事になります。頑張って。