昨日の土曜日の午後にエアコンの修理のために
整備工場へ車を持ち込みました。
午前中、以前から気になっていた トランクフードを空けたときの
異音(ギーギー音)を治すことにしました。
少し前からギーギーという不快な音が し出したのですが、
最近では ギョイ~ン、ギョイ~ンとメッチャクチャな騒音となり
ショッピングセンターの駐車場などでは、すっごく
恥ずかしい思いをしていました。。。。・(*ノд`*)・。
SL R107のトランクフードのヒンジは、外からアクセスは
出来ません。そこで、カーペットを剥ぐって トランクルームの
奥の方の仕切を外します。
仕切板は 以前、キーレスの配線をした時に一度外したことが
有るのですがM6ボルトが26本も有って、オヤジにはとても
重労働なのです。
・・なんせ腰を屈めなきゃアクセス出来んので、
腰があぁぁぁぁ。。。(>_<)
左下のクッション下の部分は、ザビが出てますね・・・(^^;)
真ん中やや右側に 小さなタッピングネジが止めてあります。
仕切板は、M6ボルト 26本で止ってるんですが
・・・これ、なんだろね~
雌ネジ側は、プレートナット固定で
位置決めでも無いしなあ~・・・(?_?)
ところで、仕切板が M6ネジ 26本で止めて有るって・・・・
コレって、フレーム強度メンバーの一部何かな? って思いますね~
車のフレームって、実は横方向に横断的な強度メンバーは、なかなか
入れづらい構造なんですね。
横方向の剛性は、車の制約上、床と屋根しか有りません。
サーキット走行の車なんかに装着するようなロールバーを入れるのは、
一般的では無いし。
セダンタイプであれば、屋根は有るし、乗車空間とトランクスペースの間
を繋げることが出来るしで、強度確保は楽なんですが
SLの様なオープンカーに至っては、横方向の剛性を持たせるのは
設計的にかなり難しいと思いますね・・・。
なもんで、組立性やメンテナンス性を考慮してこの部分に
鉄板 一枚をボルトで固めた構造にしたのでは・・・?
って、僕の想像ですが・・・・(^^)
さて、仕切板を外すと 100Lの燃料タンクが現れます。
デカ~ !! (*_*)
右側のトランクフードヒンジステー。
左側のヒンジステー。
が、現れます。
SLのトランクフードヒンジは、ソフトトップカバーのヒンジと
同じ軸上に止っています。
トランクフードとソフトトップカバーを同時にオープンさせると
シーソーの用に動くんです。。。。(^^;)
ここで、ヒンジの軸に潤滑剤をグワーっと注入しました。
・・・が、全然ギーギー音が治まりません・・・。(T_T)
よくよく ヒンジ部分を観察すると
トーションバー(画像の黒い棒)が有ることに気が着きました。
その部分に 潤滑剤を塗布したら・・・・
ウソの様に音がしなくなったんです。(^^)/
あの不快な ギーギー音 は、ヒンジとトーションバーが擦れて
鳴っていたんですね~ (^_^)v
左側のヒンジ部分。
こちらも トーションバーの接触部分に 潤滑剤をぶち込みました~。
(^_^)v
・・・・今まで知らなかったのですが
SLのトランクフードとソフトトップカバーの開閉アシストには
トーションバーが使われていたんですね。
ボンネットなんかは、コイルスプリングが着いていますが
この部分は、スペース的な制約も有るんでしょう・・・。
開閉アシストって、トランクオープナーを操作した時に
ゴクン って、フードが持ち上がりますよね。
その力を与えるのが、コイルスプリングだったり
トーションバー(鉄のシャフトを捻って、その反力を利用する)
なんですね・・・。(^^)/
ついでに トップのロック機構に 潤滑剤を注油。
ソフトトップのステイリンク機構にも 注油。
こちらは、左側。
この部分の リンク機構 は、メカ屋が見るととても感心してしまいます。
「良く考えるよな~」ってね・・・(^_^)v
無事に作業が完了して
仕切板を取り付け・・・・。
また、重労働~ 腰があぁぁぁぁ。。。(>_<)
ところで、仕切板のヨゴレみたいのは カーペットの接着剤の残骸
です。一度剥がしたとき以来、接着剤は使ってませんが
カーペットは被せるだけで、問題ない様です・・・(^^;)
で、カーペットを元の状態に戻して 完成で~す。
(^^)/
私、実は幼い頃分解魔でした。
時計やネジを見るとつい…
でも必ず部品をなくすので
一度も元通りにしたことがありません。^^v
僕がやるのは、チョットした事だけなんで・・・。
全然ですよ~
世間には、もっと凄い方、沢山いらっしゃいますからねー。
ところで、小春ママさまも
素質有るかも~
初めは、皆 同じですから~