「力ポーティ」★★★★オススメ
フイリップ・シーモア・ホフマン主演
ベネット・ミラー監督、2006年、アメリカ
カポーティが小説家だと知る人は多い、
でも彼の小説を
3冊以上読んだ人は少ないだろう。
そんなことが何故だかちょっと分かった気がした。
カンザスで起きた一家惨殺事件。
これに興味を持った作家が、
ノンフィクション小説にしようと、
事件の中心人物に入り込んで行く。
作家という特殊な作業を必要とする人の
創作に取り組む様子も興味深いが、
作家自身の子供時代の境遇などが
作り出す作品自体に影響を与えて行くことなども
そうだろうなと思いつつも、
主演の怪優ホフマンのなりきった演技と共に、
この作品を一層楽しめる要素となっている。
主人公のガラスの様な心の動きの描き方も絶妙で、
成り行きを見守るような映画だった。
カポーティ自身はゲイであることを公表し
奇行を繰り返した人としても有名だが、
作家に及ぼした影響を考えると、
後世に残る作品というのは、その内容だけでなく
書いた当人にも影響を及ぼすという
実に凄まじいものでもあるのだ。
★参考になったらココもクリック←ランキング上昇ボタン
★この作品でフイリップ・シーモア・ホフマンが
アカデミー主演男優賞を獲得した。
主役一筋のスターでなくても、きっと唯一の作品はあるのだ。
フイリップ・シーモア・ホフマン主演
ベネット・ミラー監督、2006年、アメリカ
カポーティが小説家だと知る人は多い、
でも彼の小説を
3冊以上読んだ人は少ないだろう。
そんなことが何故だかちょっと分かった気がした。
カンザスで起きた一家惨殺事件。
これに興味を持った作家が、
ノンフィクション小説にしようと、
事件の中心人物に入り込んで行く。
作家という特殊な作業を必要とする人の
創作に取り組む様子も興味深いが、
作家自身の子供時代の境遇などが
作り出す作品自体に影響を与えて行くことなども
そうだろうなと思いつつも、
主演の怪優ホフマンのなりきった演技と共に、
この作品を一層楽しめる要素となっている。
主人公のガラスの様な心の動きの描き方も絶妙で、
成り行きを見守るような映画だった。
カポーティ自身はゲイであることを公表し
奇行を繰り返した人としても有名だが、
作家に及ぼした影響を考えると、
後世に残る作品というのは、その内容だけでなく
書いた当人にも影響を及ぼすという
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アカデミー主演男優賞を獲得した。
主役一筋のスターでなくても、きっと唯一の作品はあるのだ。