9月も最終週で朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなって来ました。管理事務所1階で受付開始、久しぶりの散策会は35名の参加者となりました。
今日のテーマは「花と虫、意外な関係とは!」です。受付の後、開始までの間に、展示してある中さんの写真を紹介して見てもらいました。
10時となり、散策時の注意事項と写真・動画の了解を得て、軽いストレッチ運動を行い出発です。
アオイ科 フヨウの花
フタトガリアオイガの幼虫
在来のフヨウとアメリカフヨウの紹介、食用と住居関係にある大食漢のフタトガリアオイガの幼虫紹介。皆さん一様に食い荒らされた茎や葉にビックリ!
ヒガンバナ科 ヒガンバナ
時期的にも、この花は紹介が必要です。最近は白色や黄色の花が見られますが、やはり赤色の花は存在感があります。
森の中、少し広い場所で樹木の紹介。この人数だと説明も大変です。
外来種のテーダマツの葉と松ぼっくりを観察しました。在来の松の葉は2本がくっついています。テーダマツは葉が3本です。4本の葉を見つけた人がみえました。
ツリフネソウ科 ツリフネソウ
特徴ある花を観察してもらい、花の構造を説明。加えて特化した形に適応する昆虫、トラマルハナバチとの関係を紹介します。手書きの説明図もなかなか好評でした。
オオトリノフンダマシ
オオトリノフンダマシの卵嚢を紹介して、親クモを探してもらいましたが、見つかりませんでした。残念です!
初めて参加された方も10名ほどみえましたが、楽しかったとの感想をいただきました。次回の散策会の案内をして解散です。
大人数での移動で、全員に説明が伝わったかの問題もありましたが、森の中は暑くもなく無事に終えることが出来て良かったと思います。
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