ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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水戸黄門の杖つくり体験 仕上げ編 in 岐阜県立岐阜農林高等学校 パート1

2015-10-10 16:14:02 | 出前講座&特別講座
9月20日&10月4日採ってきた杖の杖の仕上げです

県立岐阜農林高等学校「グローバル・フィールド・サイエンス・クラブ」が有ります。非日常を体験すると言うのが主な目的の活動の様です。この仲間たちが先月と今月の初め合計で200本ほどのオオブタクサの杖の元を採ってきましたので、今日はその仕上げです。本当はアカザで作りたいのですがそれだけの数が揃いませんのでオオブタクサで仕上げる事になりました。
                           根っこのバリなどを取ります

最初にグラインダーで根っこの部分のバリを削っていたのですがどうも効率が良くありません。ためしにコンクリートの所にこすりつけたら、これが結構上手くいくのです。全員で杖をコンクリートの所でゴシゴシしごきます。

                                                 焼き入れ

ほぼ出来上がったら焦げ目をつける焼き入れです。これが油断すると草なので直ぐに燃えて穴が開き今までの努力が台無しになってしまいます。慎重に慎重に!!その後は紙やすりで仕上げと、乾いたぞうきんで擦って艶出しで仕上がりです。
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水戸黄門の杖つくり体験 仕上げ編 in 岐阜県立岐阜農林高等学校 パート2

2015-10-10 14:31:17 | 出前講座&特別講座
全員綺麗に仕上がりました

9時から一生懸命バリを取り、ヤスリを掛けたり焼きを入れたり、棘が刺さったりしながら、やっとの思いで仕上げました。生徒たちの喜びの表情です。この経験をもとに来る10月17日土曜日の【岐農祭】当日、一般のお客さんに杖作りを体験してもらうのだとか、又、順次仕上げた杖を施設に寄付する計画だそうです。  
   
                             ヒユ科 アカザ

史実によると、水戸黄門はこのアカザの杖を使っていたのでは?と言われています。何本も採集するのはとても不可能なので、今回はキク科のオオブタクサで代用しましたが、この草が本物のアカザです。ホウレンソウの親戚です。

                                                  アカザの杖

アカザで作った杖です。1.70cm位で仕上げました。急いで作ったのでまだ完全には乾ききっていません。なかなか良い出来栄えです。草とは思えないでしょう?ネットなどでは約2万円で販売されています。
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