<読書メモ 2011年3月 ③>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『ぐるりのこと』梨木香歩
リリー・フランキーの映画とは関係無いらしい。
結構思考の深いところを書いている随筆。
軽く読む感じではないか。
(梨木香歩の第二エッセイ集『ぐるりのこと』は2007年初版。
エッセイのタイトルは、京都に住む茸研究家の吉見昭一氏が
「(最近の子どもたちに向けて)自分のぐるりのことに
もっと目を向けてほしい」というような話しをし、
身の回りのこと=「ぐるりのこと」という語感や表現から
インスピレーションを得たとか。
身近なことをテーマに扱いつつも、深く、まっすぐに、思索している印象。
ちょっと難解に感じる部分もありますが、
梨木香歩という人物のモノの考え方が
誤魔化しも衒いも修飾も無く、伺えるようなエッセイです。
こちらも、真正面から読んだ方がいいな、と思えるような。
第一エッセイの『春になったら苺を摘みに』の
軽くつまみ食いしたくなるような、
何度もちょこちょこ読みたい感じとは
だいぶ印象が異なると思います。
ちなみに映画は『ぐるりのこと。』(2008)
木村多江とリリー・フランキー演じる夫婦の物語。
しつこいですが、梨木さんのエッセイとは、一切、1ミリも、
関係ないようです。
映画の内容は知らないけど)
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『ぐるりのこと』梨木香歩
リリー・フランキーの映画とは関係無いらしい。
結構思考の深いところを書いている随筆。
軽く読む感じではないか。
(梨木香歩の第二エッセイ集『ぐるりのこと』は2007年初版。
エッセイのタイトルは、京都に住む茸研究家の吉見昭一氏が
「(最近の子どもたちに向けて)自分のぐるりのことに
もっと目を向けてほしい」というような話しをし、
身の回りのこと=「ぐるりのこと」という語感や表現から
インスピレーションを得たとか。
身近なことをテーマに扱いつつも、深く、まっすぐに、思索している印象。
ちょっと難解に感じる部分もありますが、
梨木香歩という人物のモノの考え方が
誤魔化しも衒いも修飾も無く、伺えるようなエッセイです。
こちらも、真正面から読んだ方がいいな、と思えるような。
第一エッセイの『春になったら苺を摘みに』の
軽くつまみ食いしたくなるような、
何度もちょこちょこ読みたい感じとは
だいぶ印象が異なると思います。
ちなみに映画は『ぐるりのこと。』(2008)
木村多江とリリー・フランキー演じる夫婦の物語。
しつこいですが、梨木さんのエッセイとは、一切、1ミリも、
関係ないようです。
映画の内容は知らないけど)
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