しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

昆虫展。(8/14*月)

2006-08-14 | 人間大好き!
土曜日の夕方、友人から一緒に食事をしよう!とお誘いがあった。
金沢のデパートで夏休みに開催されている昆虫展に
県外から仕事で来ている人たちがお知り合いらしい。

友人宅へ食事の持ち寄りで出かけて同席。
話を聞いてみると一人は岐阜で昆虫館をやっている館長さん。
もう一人の方は、昆虫の専門誌を手がけている編集者の方。
私の友人も含めて、3人とも虫大好き人間らしい。

私がカワセミがきっかけで野鳥好きになったのに対して
一人の方は、ミヤマカラスアゲハ、
もう一人の方はオオクワガタがきっかけで
虫の世界に入ったというから面白い!

館長さんが日曜日に昆虫展で子どもたちに話をするので
時間があったら聞きにきてくださいね!と言われた。
興味があったので、娘を誘って昨日の午後はその話を聞きに行った。
話をしてくれた名和さんは、岐阜の名和昆虫博物館の館長さん。
虫好きな人の中ではちょっと名が知れた博物館らしい。

いろんな虫の話や虫の採集の仕方、標本の作り方などを
子どもたちにもわかりやすく丁寧に面白く話してくれた。

その話の中でゴキブリの話も出てきて
ゴキブリは、御器かぶり(立派な器を逆さまにかぶせたようなので)が
“ごきぶり”となったものでなかなか美しい名の由来だという。
人の住む家そのものが、ゴキブリの住む環境なので
家を消さない限り、ゴキブリは出現するという。
3億年前から生き続けているゴキに対してはあきらめが肝心か!(笑)

話が終わってから、子どもとゆっくりと展示されている
標本を眺めて会場クイズにもチャレンジして、
最後に虫や自然の話を名和さんとあれこれお話。
名和さんは、子どもたちには思いきり虫採り遊びをしてほしい!
といわれていたが、私も同感!
生き物相手の知恵比べほど、面白い遊びはないと思う。
その中で、生き物のことや自然のことが見えてくる。
自然が好きな人との話は面白い。とても楽しい出会いに感謝でした。