【西日本ハンバーガー協会(NHK)公式ブログ】究極のハンバーガーを作ろう!in関西

ハンバーガー文化の普及のため、西日本ハンバーガー協会会員が実際に食べ歩いたハンバーガー情報を更新しています!

【これで完結】究極のハンバーガーを作ろう! 後編

2007年02月04日 | 究極のハンバーガーを作ってみた!
2月3日、夜9時。
北北西を向いて巻き寿司を一気に食べ、
これできっとうまくいくだろうと縁起をかついだ僕。
いよいよこのプロジェクト最後の作業を行います。


目の前には、今日一日かけて集めてきた
究極のハンバーガーのパーツがズラリ。


まず
「The PANHEAD'S
HEAVEN SALOON」

のバンズ。


そして「YOKOJI HAMBURGER」のパティ。


苦労して手に入れた「Dining&Cafe
neuf neuf」
のソース。


最後に「Golden Fudge Cake」の野菜。

これらが100種類食べた中での
最強の食材です。
全部食べて決めたんだから、間違いなし!


できたてが一番おいしいので、
家のオーブンでバンズを焼き直します。
香ばしい匂いが部屋中に漂い始めました。


パティとパイナップルは電子レンジで
温め直します。


こうしてアツアツになった食材を合体!
バンズの上にパティを重ね…


その上にソースをとろ~り。


さらに野菜をオン!


パイナップルを乗せ、バンズでフタをして完成。

これが、
“究極のハンバーガーin関西”
です!(どどーん!)

このハンバーガーを作るために、
どれだけの時間とお金を使ったことか。
感無量で胸がいっぱいになりますが、
涙をこらえてかぶりつきます。
究極の食技その1:
BIG MOUTH-ビッグマウス-
でガブリ!


「こっ、コレは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



























































































「おいしく…ない…(絶句)」
























































































































なんということでしょう(加藤みどり調に)。
こんなはずがない、と何度もかぶりつきますが、
やはりおいしくない。
通信簿をつけるのなら全体的に「3」と言ったところです。
しかし何故?
各パーツは最高においしいのに…。

「そうか、バランスか…!」

例えばバンズ。
外パリ中モチの理想的な食感なのですが、
分厚すぎ、ほかのパーツを圧倒してしまいます。
「The PANHEAD'S HEAVEN SALOON」のパティは
バンズ同様分厚く、しかもソースも濃厚なので、
それを受け止めるための分厚さだったわけです。

同じく他のパーツも、お互いの個性を打ち消しあい、
なんとも普通な、
没個性的なハンバーガー
なってしまったのでした。

1年以上引っ張ってきたオチがこれとは…。
このプロジェクトは失敗だったのだろうか…。
一瞬頭が真っ白になります。
しかし、研究を重ねれば、
きっとバランスのいい組み合わせで
合体できるはず!
それにはもう一度これまで食べたハンバーガーを
洗いなおして…。
新たな目標に燃えている僕を見て、嫁が一言。

「だったら自分で
全部作ったほうが早いんじゃない?」

「!」

確かに、もともと味オンチであった僕ですが、
毎日ハンバーガーばかり食べ歩いた結果、
どんな食材を使ってどんな組み合わせをすれば
おいしいハンバーガーができるのか、
それが今では手に取るようにわかります。
ならば、この研究の成果を活かし、
自分で究極のハンバーガーを開発してしまうことも一興!

次のプロジェクトが決まりました。
「究極のハンバーガーを開発し、
ハンバーガーショップを開店する!」


皆さま、長い間のご愛読、ありがとうございました!

【究極のハンバーガーを作ろう!in関西 第一部黎明編 完】