白馬尻小屋を抜けた後は谷沿いに山頂まで登るルートなので、とにかく風が吹き抜けます。時々正面からビュー!!っと強風が来るので、そのたびに足が止まります。
10:04 おおよそ出発から1時間30分で3km地点の標識を通過。距離だけで言えば、じゃあ山頂はあと2時間?と言いたいところですが、結果あと4時間かかってます。
2020年8月に来た時、イメージ的にはこの標識あたりから雪渓歩きが始まった気がしたのですが、当然この時期では雪はありません。
紅葉を眺めながら、そういえば少し空が晴れてきたような…
雪渓を吹き抜ける風により気温が上がらないため、まだ夏の花も少し残っています。
これはキンバイなのかな?
これはツリガネニンジン?でも花弁が長めだからギボウシかな?
雪渓歩き地帯の斜度はこれくらい。雪渓の無い場所はザレ場なので、グリップが効きにくくペースが落ちます。
時々見えるクレバスと雪解け水の激流。落ちたら絶対に助からないよね。
10:45 雪渓末端ポイントから40分&標高にして200m以上登った場所(標高約1900m)に、わずかに残った雪渓歩きポイントがありました。
歩行可能な雪渓には赤いペインティングがされているので安心です。でもこのラインから5mも離れると本当にクレバスがあるので注意です。
10:55 距離200mで標高差60mくらいの雪渓歩きは終了。この時期に残っている雪って、いったい何年前の何だろう。
今回はそんなことを考えながらの雪渓歩きでした。
2つめのポイントを抜けたので、あとはお花畑地帯を抜けると山頂部です。
白馬山荘までは距離2.5kmで標高差は800mくらいです。