Shohei Watanabe's Room

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笈ヶ岳 ① 中宮温泉~ジライ谷

2022-05-22 21:55:35 | 旅行記

5月第2週目は笈ヶ岳へ。

笈ヶ岳は2百名山ではありますが、正式な登山道はありません。登山地図もこんな感じです。
ただし、記載されているように残雪期だけ登ることができます。
今年は雪が多かったのでチャンスは5月上旬~中旬くらいかなと思っていましたが、数日後(5月11日頃)から天候が大荒れになって雪解けが進むと今年はもう登れないだろうと判断して、この日に行くことにしました。

19:15自宅出発→23:00頃 福井駅到着。ここから約80km走って中宮温泉ビジターセンターで夜明けを迎える予定でしたが、

2:15 中宮温泉手前4kmでまさかの通行止め。翌朝7:00にならないとゲートは開かなそうだったので、あきらめてここで仮眠をとることに。

6:56 ようやくゲート開放。かなり早めに目が覚めてしまったので、この時にはすでにすべての準備は完了していました。

7:05 中宮温泉ビジターセンター到着。

7:15 登山開始。
笈ヶ岳までのルートは暫定ですが、中宮温泉ビジターセンターから距離 往復約15km・標高差 約1200m+登り返し・コースタイム約13時間くらいです。
これくらいの距離+標高差なら普通だったら6時間くらいで帰って来れそうですが、この山は何があるかわからないので、暫定で8時間(15:15)くらいに戻ってくるつもりでした。

同時に到着した方も同じ方向に進むようだったので、登山道がないこの山では誰かに途中で出会える機会があると思うだけでもホッとします。
自分の方が約5分早く出たので、追いついてほしいなーと思って出発です。

ルート的にはまずジライ谷まで行って、そこから一気に登る道になります。

スタートしてすぐに、

いきなり分岐点が。どこにも笈ヶ岳という文字がないので、進んでいてもあっているのか全く分かりません。ここではブナ平コースが正解です。

カタクリを発見しましたが、この時間では咲いていませんでした。

7:20 出発して5分で丸いトンネルを通過。

全く灯りがないので、薄暗い時間帯に通過するときはライトが必要そうです。

そのあと小さな沢を渡って、

植生の案内看板がありました。道的にはあっていそう

ヤマブキかな?黄色がとてもきれいです。

さらに歩くとサルを発見!

そのあと四角いトンネルを通過したのですが、ここがサルの一家の住み家でした。
これまで山でサルに出会うと必ず完登できているので、ちょっと嬉しかったです。

『野猿広場』の看板を通過すると、

7:35 約1.2km地点 ジライ谷出合に到着。平坦な道はここでおしまい。ここから長い長い急登が始まります。
コメント (1)
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