山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

タチツボスミレ

2010-03-28 12:22:12 | 双子葉離弁花

この時期、山歩きで一番目に付くスミレと言えば、やはりこのタチツボスミレです。

日本全国の2000㍍以下の山岳地帯から海岸近くまで広く分布するす多年草で、韓国の済州島などを除けば

全くと言っていいほど、国外での繁殖が見られない日本の固有種です。

葉は典型的なハート型で、花は普通、淡紫色をしていますが、ピンク色に近いものなどの変異が見られます。

近似種として、コタチツボスミレやナガバノタチツボスミレなど、葉の形が多少違うものもあるようですが、

タチツボスミレも開花期と結実期では、葉の形に変化が見られるところから、見分けることは少し困難です。


タチツボスミレ<スミレ科 スミレ属>


コメント (2)
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