山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

マルバマンサク(丸葉満作)

2010-03-16 06:39:56 | 植物(木本)
滋賀県の琵琶湖西岸北部など、本州日本海側でよく見られるマンサクの一品種です。

個々の花は小さいのですが、暗紫色の萼片の間から出る花弁は明るい黄色で、

枝にいっぱい花を咲かせている姿は遠くからでもよく目立ちます。

他のマンサク科の花と同様、リボン形の花弁は変化に富んでいて、手足に見立てて眺めると

まるで人が踊っているような楽しい雰囲気があります。

基本種のマンサクの葉の先端がやや三角状に尖るのに対し、

マルバマンサク系は半円形になることからこの名があります。

マルバマンサクの変種で花弁の基部が赤味を帯びるものは、ニシキマンサク、

花全体が赤味を帯びるものはアカバナマンサクと呼び、本種とは区別しています。


マルバマンサク<マンサク科 マンサク属>






コメント (2)
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