この時期、山歩きで一番目に付くスミレと言えば、やはりこのタチツボスミレです。
日本全国の2000㍍以下の山岳地帯から海岸近くまで広く分布するす多年草で、韓国の済州島などを除けば
全くと言っていいほど、国外での繁殖が見られない日本の固有種です。
葉は典型的なハート型で、花は普通、淡紫色をしていますが、ピンク色に近いものなどの変異が見られます。
近似種として、コタチツボスミレやナガバノタチツボスミレなど、葉の形が多少違うものもあるようですが、
タチツボスミレも開花期と結実期では、葉の形に変化が見られるところから、見分けることは少し困難です。
タチツボスミレ<スミレ科 スミレ属>
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うちの庭にもありますけど未だ咲いていません。
裏磐梯は今でも積雪が1m位あるので、GW近くなって咲きます。
先週末にいわき市の山を歩いてきましたが、ようやくアセビも咲く寸前になってました。
こちらでは桜が咲いたと思ったら、昨日は雪が舞い散る寒い日でした。
少しロマンチックな言い方をすると名残り雪というやつでしょうね。
タチツボスミレは何処にでも普通に見られる種類ですけど、
バランスのとれた花の色と形が好きです。
国内で見られるスミレの仲間は約60種類もあるそうですが、
日本のスミレを代表するのはやはりこのタチツボスミレだと思います。