3月6日は暦の上で啓蟄、土の中に眠っていた色んな虫達が這い出てくる日・・・
そしてこんな良からぬ虫も蠢動を始めました。
アオバアリガタハネカクシ・・・皆さんも一度位は聞いたことのある名前かも知れません。
体長6~7㍉ほどの小さな虫で、日本全国に分布し、山野を問わず湿気のある所なら何処にでも居て
雑草や落葉の下などに潜んでいます。
この虫は困ったことに、体に止まった時、毒物質ペデリンを含む体液が分泌され、それが皮膚に付着すると
「線条皮膚炎」と言う炎症を起こします。
症状は体液が付着してから2時間位で痒みを感じ、徐々に発赤して水膨れになり、やがて火傷をした
時のような激しい痛みに変わります。
注意しなければならないのは、もしこの虫が腕などに止まっているのに気付いた時、蚊を殺す時のように
掌で叩いて潰してはいけないということです。
先ずは小さな虫ですから、息を使って吹き飛ばすのが正しい対処のしかたです。
そしてその次に念のため、止まった場所を水筒の水などで洗いながしておくのが無難です。
誤って叩き殺した場合、その場所の炎症がかなり酷いことになるのはもちろん、体液の付いた手で、
首筋など他の場所に触れると、そこにも症状が広るので、くれぐれもご注意ください。
以上、アオバアリガタハネカクシの危険情報でした。
アオバアリガタハネカクシ<甲虫目 ハネカクシ科 アリガタハネカクシ亜科>
頭部がアリに似て黒色で、胸部が橙色、鞘翅が藍色、腹部は橙色で末端部が黒色という
特徴ある色彩、湿地の草むらを頻繁に動き回ります。
そしてこんな良からぬ虫も蠢動を始めました。
アオバアリガタハネカクシ・・・皆さんも一度位は聞いたことのある名前かも知れません。
体長6~7㍉ほどの小さな虫で、日本全国に分布し、山野を問わず湿気のある所なら何処にでも居て
雑草や落葉の下などに潜んでいます。
この虫は困ったことに、体に止まった時、毒物質ペデリンを含む体液が分泌され、それが皮膚に付着すると
「線条皮膚炎」と言う炎症を起こします。
症状は体液が付着してから2時間位で痒みを感じ、徐々に発赤して水膨れになり、やがて火傷をした
時のような激しい痛みに変わります。
注意しなければならないのは、もしこの虫が腕などに止まっているのに気付いた時、蚊を殺す時のように
掌で叩いて潰してはいけないということです。
先ずは小さな虫ですから、息を使って吹き飛ばすのが正しい対処のしかたです。
そしてその次に念のため、止まった場所を水筒の水などで洗いながしておくのが無難です。
誤って叩き殺した場合、その場所の炎症がかなり酷いことになるのはもちろん、体液の付いた手で、
首筋など他の場所に触れると、そこにも症状が広るので、くれぐれもご注意ください。
以上、アオバアリガタハネカクシの危険情報でした。
アオバアリガタハネカクシ<甲虫目 ハネカクシ科 アリガタハネカクシ亜科>
頭部がアリに似て黒色で、胸部が橙色、鞘翅が藍色、腹部は橙色で末端部が黒色という
特徴ある色彩、湿地の草むらを頻繁に動き回ります。