「うどんが主食」の名前で活動している食べログのレビュアーが、あの週刊文春に攻撃された。
自身が好評価した店との癒着や、影響力をチラつかせてのサービス要求など、様々な悪事(?)が記載されていたが、
たかがレビュアーを、そこまで調子に乗らせてしまった、食べログ運営側やお店にも問題があるはず。
いずれにしても、この日記でもちょくちょく触れていた、
「食べロガーなんてロクなもんじゃない」という、私の持論が証明されたようだ。
食べログは、店舗の住所や営業時間など基本データのみ掲載し、匿名者の投稿や評価点なんて廃止しちまえばいいのに。
さて今回は、「うどんよりも接待されるのが好き、そもそも自分大好き」な食べロガーは絶対来ないで欲しい、
お気に入りのうどん店『うどん白石』さんを紹介。
場所は吉祥寺駅から徒歩約12分、成蹊大学のほぼ正面。オープンから4年目を迎えたお店だ。
実は私、ラーメンは結構食べ歩いてきたが、立ち食いではない、うどん専門店にはほとんど入ったことがなく、
年に数回、下高井戸の『ジャズ・ケイリン』という、ジャズと競輪を愛する店主が営むうどん屋さんに行く程度。
そんな、うどん経験値が圧倒的に少ない私だが、こちらのお店は、自信を持って他人におススメできる。
理由は簡単、うどん自体がおいしいのと、お酒のツマミもそろっているからだ。
初訪問時、最初に頼んだのが、びんビールと「うカロニサラダ」。
ネーミングからわかる通り、マカロニの代わりにうどんで作ったサラダだ。
ツナ、粉チーズ、コショウなども入っており、酒がすすんで困ってしまう。
先日は、2人前注文して味玉も追加する、写真のWうカロニ・玉子サラダにカスタムした。
お行儀悪く、グチャグチャに混ぜて食べると、実においしい。
このうどん使用マカロニサラダ、他のうどん屋さんでも出すべきだと思うのだが。
続いては、豚肉とネギを甘辛く炒めた「十和田バラ焼き風炒め」と、
ツマミはもちろん、うどんのトッピングにもなる「鶏天」を追加。
十和田~は、炒めタレの濃さが飲むのにちょうどよく、ついついビールを追加。
鶏天は、鶏肉もさることながら、衣に含まれた青のりの風味がよく、これまたウーロンハイを追加。
そうして、さんざん飲み食いした挙句、シメに「半熟味玉天 ぶっかけ」をオーダー。
私が苦手な大根おろしは抜いてもらい、玉子天を割ってダシとうどんを混ぜ合わせ、食べてる途中でレモンを絞る。
口に含んだ直後のうどんは、滑らかな歯ざわりでやや柔らかい印象だが、噛もうとすると軽い抵抗というか、歯応えがある。
しばらく口内で咀嚼したのち、いざ飲み込んだ瞬間ののどごしは、なんとも官能的(?)でたまらない。
先述の通り、いかんせん私自身のうどん知識が不足しているため、うまく説明できないのが歯がゆいが、
とにかく、ここのうどんは素晴らしいのだ!
御会計時に「また来ます」と告げて、3日後に再訪。その後もちょくちょく通わせていただいている。
これまでに食べてきた、おツマミやうどんを、以下で紹介していこう。
まずは、そば・うどん屋さんでは定番の天ぷら盛り合わせ。こちらのお店での名称は「夜のおつまみ天ぷら」。
小海老3、長いも3、チーズ2、キス、ちくわと、これだけ揃って680円は破格。
塩で食べたり、天つゆを追加して食べてもおいしい。
お次は、「きす天」単品と、「ねぎのかきあげ」。
かきあげは見ての通りのビッグサイズだが、油切れがよく、サクサクと食べられる。
続いては、居酒屋でもよく頼む「牛スジ煮込み」。
お店自慢のうどんダシで煮込まれた、柔らかい牛筋と各種野菜は、上品な味わいで臭みは一切なし。
この中にうどんを入れて食べても、きっとウマいだろうね。
ここからは、うどんを紹介していこう。
まだ値段を紹介していなかったが、うどんは「かけ」と「ぶっかけ」が550円~、「ざる」が650円~で、大盛りは+100円。
トッピングの天ぷら単品は90円~、追加薬味が100円、お酒は、ビールがエビス生も中ビンも500円、ウーロンハイが280円。
これは、「かけうどん」の「きつね(130円)」トッピング。
巨大なお揚げの下には、ツルツルのおうどんと、西日本らしい薄色のダシが。
こちらは、冷たい麺を温かいツユで食べる、ざるうどんタイプの「肉汁うどん」770円。
たくさんの豚肉といっしょに入っている、ブタさんの顔が描かれたカマボコがかわいいね。
また、こちらは日替わりや季節限定のメニューもあり、下記の商品は、先日の限定商品、
うどんにニンニク醤油で煮込んだ豚肉、ノリ、卵黄を乗せた「スタミナうどん」、通称スタどんだ。
店主おススメの冷やし=ぶっかけスタイルを選び、右上のダシを注いで食べることに。
ニンニク風味の肉うどんは珍しく、なかなか面白い味だった。機会があったら、温かいうどんでも食べてみたいね。
最後は、うどんの良さがダイレクトに伝わる「ざるうどん」の大盛り。
こちらがうどんのアップ。どうよ、この艶やかな光沢!
どのうどんもおいしいが、私はこのざるうどんが一番好きだ。
どんなに飲み食いしていて満腹でも、スルスルと入ってしまう。次回は200円増しの特盛にしよう。
ここまで、おツマミとうどんばかり称賛してきたが、もうひとつ強調しておきたいのが、
店主夫妻が作り上げたお店の雰囲気の良さ。
うどんは店主、揚げ物は奥さんと、調理分担は明確に分かれているようだが、
会計や注文聞き、料理・ドリンクの提供など接客全般は、手が空いている方がこなす方式のようだ。
しかしこちらの夫妻は、どんなに混雑していても、常に笑顔を絶やさず丁寧な応対を心がけている。
私の嫌いな、頑固職人(あるいは頑固気取りのバカ)がいる、ピリピリとした空気のお店とは対照的。
なので、うどんだけでなく、お店自体を愛している常連さんもたくさんいるようだ。
立ち食い店のイメージから、うどん屋さんは、おっさん客ばかりかと思っていたが、
こちらでは、小さなお子さんを連れたお母さんや、高齢のご夫婦などをよく見かける。
客層は喫茶店やファミレスに近く、女性や家族連れが目立ち、小汚いおっさん客は皆無…あっ、私がいたか。
真摯な夫妻が真摯に営む、うどん白石の評判は徐々に上がってきているようで、
つい先日は、雑誌「散歩の達人」の取材を受けたらしい。発売は3日後の6月21日。
お店が繁盛するのは、ファンとしてうれしいけど、今後はゆっくり飲めなくなっちゃうかなあ。
うどん白石
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-30-12
吉祥寺駅北口から徒歩約12分 店のすぐ近くにバス停「成蹊学園前」あり
営業時間 11時半~15時 17時半~21時 昼夜ともにLOは閉店30分前
うどん完売により、早く閉店することも
定休日 毎週木曜と月初めの金曜
※くわしくはお店のHPを→http://udon-shiraishi.com/
自身が好評価した店との癒着や、影響力をチラつかせてのサービス要求など、様々な悪事(?)が記載されていたが、
たかがレビュアーを、そこまで調子に乗らせてしまった、食べログ運営側やお店にも問題があるはず。
いずれにしても、この日記でもちょくちょく触れていた、
「食べロガーなんてロクなもんじゃない」という、私の持論が証明されたようだ。
食べログは、店舗の住所や営業時間など基本データのみ掲載し、匿名者の投稿や評価点なんて廃止しちまえばいいのに。
さて今回は、「うどんよりも接待されるのが好き、そもそも自分大好き」な食べロガーは絶対来ないで欲しい、
お気に入りのうどん店『うどん白石』さんを紹介。
場所は吉祥寺駅から徒歩約12分、成蹊大学のほぼ正面。オープンから4年目を迎えたお店だ。
実は私、ラーメンは結構食べ歩いてきたが、立ち食いではない、うどん専門店にはほとんど入ったことがなく、
年に数回、下高井戸の『ジャズ・ケイリン』という、ジャズと競輪を愛する店主が営むうどん屋さんに行く程度。
そんな、うどん経験値が圧倒的に少ない私だが、こちらのお店は、自信を持って他人におススメできる。
理由は簡単、うどん自体がおいしいのと、お酒のツマミもそろっているからだ。
初訪問時、最初に頼んだのが、びんビールと「うカロニサラダ」。
ネーミングからわかる通り、マカロニの代わりにうどんで作ったサラダだ。
ツナ、粉チーズ、コショウなども入っており、酒がすすんで困ってしまう。
先日は、2人前注文して味玉も追加する、写真のWうカロニ・玉子サラダにカスタムした。
お行儀悪く、グチャグチャに混ぜて食べると、実においしい。
このうどん使用マカロニサラダ、他のうどん屋さんでも出すべきだと思うのだが。
続いては、豚肉とネギを甘辛く炒めた「十和田バラ焼き風炒め」と、
ツマミはもちろん、うどんのトッピングにもなる「鶏天」を追加。
十和田~は、炒めタレの濃さが飲むのにちょうどよく、ついついビールを追加。
鶏天は、鶏肉もさることながら、衣に含まれた青のりの風味がよく、これまたウーロンハイを追加。
そうして、さんざん飲み食いした挙句、シメに「半熟味玉天 ぶっかけ」をオーダー。
私が苦手な大根おろしは抜いてもらい、玉子天を割ってダシとうどんを混ぜ合わせ、食べてる途中でレモンを絞る。
口に含んだ直後のうどんは、滑らかな歯ざわりでやや柔らかい印象だが、噛もうとすると軽い抵抗というか、歯応えがある。
しばらく口内で咀嚼したのち、いざ飲み込んだ瞬間ののどごしは、なんとも官能的(?)でたまらない。
先述の通り、いかんせん私自身のうどん知識が不足しているため、うまく説明できないのが歯がゆいが、
とにかく、ここのうどんは素晴らしいのだ!
御会計時に「また来ます」と告げて、3日後に再訪。その後もちょくちょく通わせていただいている。
これまでに食べてきた、おツマミやうどんを、以下で紹介していこう。
まずは、そば・うどん屋さんでは定番の天ぷら盛り合わせ。こちらのお店での名称は「夜のおつまみ天ぷら」。
小海老3、長いも3、チーズ2、キス、ちくわと、これだけ揃って680円は破格。
塩で食べたり、天つゆを追加して食べてもおいしい。
お次は、「きす天」単品と、「ねぎのかきあげ」。
かきあげは見ての通りのビッグサイズだが、油切れがよく、サクサクと食べられる。
続いては、居酒屋でもよく頼む「牛スジ煮込み」。
お店自慢のうどんダシで煮込まれた、柔らかい牛筋と各種野菜は、上品な味わいで臭みは一切なし。
この中にうどんを入れて食べても、きっとウマいだろうね。
ここからは、うどんを紹介していこう。
まだ値段を紹介していなかったが、うどんは「かけ」と「ぶっかけ」が550円~、「ざる」が650円~で、大盛りは+100円。
トッピングの天ぷら単品は90円~、追加薬味が100円、お酒は、ビールがエビス生も中ビンも500円、ウーロンハイが280円。
これは、「かけうどん」の「きつね(130円)」トッピング。
巨大なお揚げの下には、ツルツルのおうどんと、西日本らしい薄色のダシが。
こちらは、冷たい麺を温かいツユで食べる、ざるうどんタイプの「肉汁うどん」770円。
たくさんの豚肉といっしょに入っている、ブタさんの顔が描かれたカマボコがかわいいね。
また、こちらは日替わりや季節限定のメニューもあり、下記の商品は、先日の限定商品、
うどんにニンニク醤油で煮込んだ豚肉、ノリ、卵黄を乗せた「スタミナうどん」、通称スタどんだ。
店主おススメの冷やし=ぶっかけスタイルを選び、右上のダシを注いで食べることに。
ニンニク風味の肉うどんは珍しく、なかなか面白い味だった。機会があったら、温かいうどんでも食べてみたいね。
最後は、うどんの良さがダイレクトに伝わる「ざるうどん」の大盛り。
こちらがうどんのアップ。どうよ、この艶やかな光沢!
どのうどんもおいしいが、私はこのざるうどんが一番好きだ。
どんなに飲み食いしていて満腹でも、スルスルと入ってしまう。次回は200円増しの特盛にしよう。
ここまで、おツマミとうどんばかり称賛してきたが、もうひとつ強調しておきたいのが、
店主夫妻が作り上げたお店の雰囲気の良さ。
うどんは店主、揚げ物は奥さんと、調理分担は明確に分かれているようだが、
会計や注文聞き、料理・ドリンクの提供など接客全般は、手が空いている方がこなす方式のようだ。
しかしこちらの夫妻は、どんなに混雑していても、常に笑顔を絶やさず丁寧な応対を心がけている。
私の嫌いな、頑固職人(あるいは頑固気取りのバカ)がいる、ピリピリとした空気のお店とは対照的。
なので、うどんだけでなく、お店自体を愛している常連さんもたくさんいるようだ。
立ち食い店のイメージから、うどん屋さんは、おっさん客ばかりかと思っていたが、
こちらでは、小さなお子さんを連れたお母さんや、高齢のご夫婦などをよく見かける。
客層は喫茶店やファミレスに近く、女性や家族連れが目立ち、小汚いおっさん客は皆無…あっ、私がいたか。
真摯な夫妻が真摯に営む、うどん白石の評判は徐々に上がってきているようで、
つい先日は、雑誌「散歩の達人」の取材を受けたらしい。発売は3日後の6月21日。
お店が繁盛するのは、ファンとしてうれしいけど、今後はゆっくり飲めなくなっちゃうかなあ。
うどん白石
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-30-12
吉祥寺駅北口から徒歩約12分 店のすぐ近くにバス停「成蹊学園前」あり
営業時間 11時半~15時 17時半~21時 昼夜ともにLOは閉店30分前
うどん完売により、早く閉店することも
定休日 毎週木曜と月初めの金曜
※くわしくはお店のHPを→http://udon-shiraishi.com/