新春早々、1月3日に行った時には5羽で仲良く暮らしていた旧小貝川の白鳥一家は、1月28日に行った時には、2羽しかいなかった。その2羽は親のようであった。
30分ほどいたが、それ以上の白鳥は来なかった。
後で、旧小貝川全域を探して廻ったが、どこにも見当たらなかった。どうも、他へ行ったらしい。
もっとも、また戻ってくるかも知れない。ちょうど1年前には、そこには1羽しか居ず、時々見当たらなくなっている内に、つがいの相手を連れて帰り、子供達が生まれ、にぎやかになっていた。
沼の沖に居た2羽が近づいてきた。
パンなどを与えると喜んで食べていた。
間もなく近所の人達が来て、パンや穀物を与えていた。
十分に食べると去っていった。
子白鳥3羽は親から離れて、自立して去っていったのかも知れない。いずれかで、新しいつがいを構成し、さらに子供を増やしてくれると良いと思う。
2月12日、夜間に1cmくらいの積雪のあった朝、いつもの餌場に行ってみると、白鳥は一羽も居なかった。沼に沿って探しながら、行ったところ、2kmほど離れた総合福祉センター近くに2羽が居た。他に白鳥は居ず、やはり子供達は親から離れてどこかへ行って、そこで落ち着いているのかも知れない。
私が行った時に、一羽が急に数十メートル先まで飛んで行ったが、戻って来ると二羽で写真のように頭を突き合わせていた。なぜかはわからないが、仲睦まじそうであった。
2月13日夕方、いつもの餌場に行くと、軽自動車が止まっており、2羽の白鳥が近くにきていた。いつも白鳥の面倒を見ている人で、しばらく話しをした。
前日、福祉センター近くにいたのは子供の方で、親はあまり、この餌場を離れないようだとのことであり、最近は、巣作りを始めており、今年の子作りの準備のようである、とのことである。