1月3日早朝、小貝川へ日の出を見に行ったついでに、白鳥の様子を見に、旧小貝川に寄った。
いつもの餌場には、人も白鳥も居なかった。バンという黒い小形の水鳥がいるだけだった。
そこで、長い沼の途中の餌場から1kmほどの橋へ行ってみると、遠くに白い点が2、3見えた。白鳥に違いないと思い、口笛を吹き続けた。
やはりそれは白鳥で、やがてこちらへ泳いでやってきた。新年も白鳥達が元気でいることがわかり安心したが、何もあげるものが無かったので、周辺の緑の柔らかそうな草を千切って投げてやると、食べていた。
白鳥の成鳥5羽に十分な餌を与えることは、なかなか大変である。パン1斤でも足りそうにない。近隣の人達も穀類やパンくず、野菜を刻んだものなどを、与えているが、どうも最近お腹を空かせているようだ。
これでは、どこかもっと待遇の良さそうなところへ行ってしまうのではないかと心配である。
いつもの餌場側から見ると、沼には白鳥が見当たらなかった。
中間の橋から見ると、遠くに白鳥らしいものが見えた。
口笛を吹くと、遠くにいた3羽が飛んできて、手前の2羽と合流した。
その後、徐々にこちらへ泳いできた。
空の雲が映る水面を来た。移動する時は1列になるようだ。
やがて橋の下まで来た。
草を千切ってやると喜んで食べていた。
この家族は、結束が堅く、いつも一緒に行動している。人が近づきすぎると喉を鳴らして威嚇する。周辺を見張るなど、互いに協力して安全を確保しているようである。
一年半くらい前には、ここには子白鳥が1羽しかいなかった。それが成鳥となり、昨年4月頃、どこからか相手を連れてきてつがいとなり、子供達が生まれた。
もう子供達もほとんど成鳥になったので、今年はまた家族が増えそうで楽しみである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます