龍ヶ崎市には、「つくばの里」と名付けられた工業団地がある。龍ヶ崎市中心部は筑波山から34kmほど離れており、そのような名はどうかと思われるが、、筑波山は身近な山であり、中間に遮るものもないので、そう呼ぶのも不自然ではない。
わが家も、家の守り神は筑波山神社であるとして、新しい車を購入すると、必ずそこへ御祓いをして貰いに行くことにしている。
茨城県でツクバという形容詞が広く使われるようになったのは、、ツクバ研究学園都市ができ、科学万博が開かれて、ツクバの名が全国的に有名になってからであり、「つくばみらい市」、「つくばの里工業団地」などのように使われ、また自動車のナンバープレートにも「つくば」が使われるようになった。
龍ヶ崎市からも、筑波山はよく見えるが、場所により見え方が違い、台地に起伏があるので、見えない所も多い。筑波山を入れた良い写真を撮るには、場所を選ぶ必要がある。
近隣を廻って、筑波山の見え方を比較してみた。
白鳥」が泳ぐ牛久沼の南東コーナーからは筑波山は頂上部分だけが見える。
水辺公園から200mほど堤上の道を西方へ行くと、全容が見える。
文巻橋からは、小貝川上流方向に筑波山が見える。
JR常磐線からは、文巻橋の上に筑波山が見える。 浮世絵にありそうな光景であるが、橋の形や乗り物が違う。
水管橋と高須橋の中間の堤上から見た筑波山の前には佐貫の住宅街が重なる。
高須橋から見ると筑波山は堤上にあり、住宅などは見えないのですっきりしている。
旧小貝川近くの堤上からは、小貝川の対岸の堤上に見える。
大留の田園からは、住宅の上に見える。
道仙田からは、田園地帯の先の家並みと丘陵地の上に見える。
龍ヶ崎の最高点のタツノコ山頂上からは、筑波山は八原小学校の上に見える。
龍ヶ崎市の南西の田園からは、市街地上に筑波山が見える。
龍ヶ崎の市街地中心部越しに見た筑波山
筑波山は、南方から見ると、左の男体山と右の女体山が左右に二つの耳のように見え、安定した様相である。西方の筑西市から見ると、耳が一つに重なり、急峻に見える。
こう見ると、「龍ヶ崎市は筑波山のふもとにある」というのは、自然である。