龍ヶ崎市の西を流れる小貝川の中州に「しらさぎの里」というしらさぎの集団営巣地がある。しらさぎは水田に1羽、2羽と来ているので見慣れているし、しらさぎの里についても知っていたが、沢山のしらさぎが集まっているのは見たことがなかった。
先日、友人のブログで、そこに夕方、沢山のしらさぎが集まって来ることを知ったので、8月13日の夕方、行ってみた。
中州に灌木が連なっているが、人々が散歩する堤防から離れた側の小貝川の流れの近くの木々に、沢山のしらさぎが留まっており、多くは静かに枝に掴まっているが、落ち着かないのが時々羽ばたいて周りを飛んだりしていた。
しらさぎは、コウノトリの仲間で、少し小ぶりであるが、鶴のようにも見える見栄えの良い鳥である。なかでもアオサギはそれらの中でも大きくて立派である。
小貝川の堤防の向こうに光線を放つ夕陽が
水管橋の向こうに夕陽が沈もうとしている
しらさぎの里は、水管橋上流の中州にある
木々にしらさぎが集っている
孤独を好むものもいる
アオサギはしらさぎとは混じらないようだ
この日、少しもやっているようで、すっきりとした夕暮れではなかったが、しらさぎの里が確認できて良かった。
しらさぎを知るようになったのは、30年ほど前に、茨城に来てからだ。少年時代までを過ごした故郷の長野では、農村に住んでいたが、ついぞ見なかった。その後過ごした横浜市の市街地と東京都の住宅地では周りに水田などはなく、やはり見かけなかった。
茨城県では都市部は田園に囲まれている。茨城に来て初めてしらさぎを見た時は、鶴かと思った。それまで身近にいた大きな野鳥は、鳩、烏、雉くらいなものであった。
しらさぎは、白鳥と共に龍ヶ崎市における身近な友である。
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