龍ヶ崎は、住人の構成から見ると東京のベットタウンといえるが、土地の全体的用途からは田園都市といった方がよさそうである。
故郷の長野の親戚の人が来た時に、最も驚くのは、広々とした田園風景である。長野の山奥から出てくれば、当たり前と思うかも知れないが、長野にも10×20~30km程度の平地はいくつかある。しかし、それらは四方が山で囲まれている。
茨城県の南部には丘陵とか里山というものはあるが、山らしい山は筑波山を除いては無いので、見わたす限り平地である。
5~6km位先まで続く田園地帯では、地平線上の向こうの物ははっきりと見えないので、その先に何もない地平線のように見える。龍ヶ崎はそんな田園(ほとんどが水田)に囲まれたところである。
台風9号が南方を通り過ぎた翌日の8月12日早朝、市内のサイクリングをした。小貝川の堤防上のサイクリングロードを下流方向に進み、旧小貝川の周りを廻って、田園地帯を通って帰宅した。
まだ、日射も少なくて、気温も比較的低く、むしろ爽やかに感じられるサイクリングであった。
広々した田園地帯
高須橋
朝夕、堤防上を散歩する人は多い
小貝川下流方面 豊田堰が見える
旧小貝川 大留あたり 小貝川堤防のすぐ脇
生後3~4ヶ月の白鳥の子が、一羽だけでいる
羽には産毛が多いが、大きさは成鳥に近い
掲示によると、、親と一羽の子は、釣り糸が絡まり死んでしまったそうで、今は一羽だけが残っている。「投げ釣りをしないように」との注意書きがあるが、この日は盆休みに入った人達が大勢来て釣りをしていた。
残った白鳥は、他の動物などから身を守ることはできそうなくらい大きくなっているが、今後、親と同様に、釣り糸に絡まる恐れは十分にある。
人なつっこくて、指先から食べ物をそのまま食べるほどで、可愛いが、警戒する時は、息を吹いてシッーと音を出して威嚇したりもする。
釣りに夢中の人は、立て札の注意書きにも白鳥にも気がつかないほどである。しかし、盆休みを楽しみにして来ている人に注意したり、釣りを止めさせることはできそうもないし、徹底する仁は24時間張り付いていなければならない。
できれば、、もっと安全そうで仲間も大勢いる牛久沼に越していけばいいが、それも難しそうだ。
旧小貝川のなかほどの沖須橋付近
朝日が差し始め、池やまわりの木々、稲穂が輝いている
一面のアサザ まだ咲き始めで、花は少ない
田園の畦道 面白い形の木が連なっている
田園地帯を走る関鉄龍ヶ崎線
市の玄関 佐貫駅方面に続く田園
ここも広々している
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