わが家の夏の花は今年は不調である。
「のうぜんかずら」は独り立ちは難しいので、7mくらいに延びたイチイに絡ませてある。共存できるように願っているが、このところのうぜんかずらの勢いの方が良い。それだけに蔓の先端までびっしりと一面に花が咲くことを期待していたが、蕾は沢山つけるが花が咲く前に落ちてしまう。ようやく7月末から蔓の先端部分に残った蕾に花が付くようになった。9月に入った今でもいくつかは残っている。高いところに咲いた数輪が青空に映えてきれいである。
さるすべり(百日紅)も8月中旬から花を付けるようになった。こちらは一本立ちしているし、剪定で幹だけにしても翌年枝を出し、花を付けるので扱いやすい。日本名の「猿滑り」は幹がつるつるしていることに由来し、漢名の「百日紅」は花期が長く百日にもわたることからきているが、確かに花は長持ちする。
春咲いた桜の木はびっしりと葉を付けて背を伸ばしている。一週間ほどの花のために限られたスペースを一年中占有してしまう。近所でも梅の木を植えている家は多いが、桜の木は少ない。どうも梅の方が占有スペースは控えめで、花も2月頃から1ヶ月近く咲き、家庭向きである。桜はそろそろ処分して、燻製用の煙発生材としてでも使おうかと考えている。
昨年から実を付け始めた富有柿はどんどん実を落としている。昨年は30個くらい実を付けて、最後まで残ったのは10個くらいであり、落ちるのは覚悟していたが、今年は50個くらい実を付けて、現在30個くらいに減り、落とし続けているのでどの程度のところに落ち着くか心配である。
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