某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

名医の直感

2009-09-25 16:16:34 | ぼやき
 昨年暮のある朝早く、いつもお世話になっているお医者のS先生から電話があった。前立腺の疑いがあるから検査をしよう、すぐ来なさい、と。エコーで腹中くまなく見てくださったが、何も異常は無い。ただ、前立腺肥大の傾向がある、血液検査でガンかどうかすぐわかる、と血を採られた。一週間後ガンの危険を示す数値が出た。大学病院に紹介され、検査・検査。前立腺ガンがみつかって治療を始めた。
 何故S先生は私を「異常」と感じたか。実は電話を頂いたすぐ前日に、S先生たちと忘年会をやった。その時、私が頻繁に小便に立ったので、「頻尿だな調べなきゃ」と思ったのだという。それを聞いて、初め私は笑った。その日は血圧の薬を飲み忘れて、忘年会の直前に飲んだので、薬の中の利尿剤が利いてきたのだ。それが頻尿の原因で、普段は頻尿ではない、と。
 今も頻尿ではない。残尿感はなく、排泄の後に残尿は無い。これは検査で確かめられて、大學病院の医者がケゲンな顔をしていた。「何も無いんだね」と。夜寝ると朝までぐっすり。小用におきたりしない。つまり、普通言われる自覚症状は何も無い。もし、S先生が勘を働かせて下さらなかったら、今でも何も知らず、何もせずにいただろう。有難い話。私は名医を主治医にしているのだ。
 
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1 コメント

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S先生 (スマイル35)
2009-10-07 15:22:12
S先生、人柄も良く、情熱的で、公共心にあふれ、でも何となくおっちょこちょいな感じがして素敵ですよね。某年金生活者さん同様に、私の人生のお手本としてます
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