某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

狐と狸

2011-06-09 14:16:54 | ぼやき
 オーストラリアの病院に赴任した若い友人から、ようやく新居がみつかったという便りがあった。長く空家だったところだそうで、妙な「先住民」がいるという。夜中にいきなり天井を駆け回る。泥棒かと思ったら、ポッサム(Possumーふくろぎつね)が棲みついていたという。人間が縄張りを犯していると思って暴れ、威嚇しているつもりなのだろう。流石オーストラリアだけあって、カンガルーばかりではなく、狐にも袋がある。日本のお袋というのはオーストラリアから来たのかもしれない。
 to play possumという慣用句がある。「寝たふりをする」。日本流にいえば「狸寝入り」。日本では狸がすることを、英語圏では狐がする。狐と狸のばかしあい。どっちが人間をより上手く騙すだろう。狸の方が愛嬌があって好きだけれど、技は狐の方が上かな。
 辞書には、possumがopossumの話しことば、とあった。友人は医者で、アイルランドの病院勤めからオーストラリアに移ったばかりだ。先に棲みついていたのがオ・ポッサムだということは、アイルランド系が既に待っていたということ?「オ」がついているところからの駄洒落です。
 オーストラリアはドルが高く、物価高だそうだ。銀行勤めのご亭主はバナナ好きだそうだが、1キロ千円もするので始めは桁が間違っているかと思ったとか。アイルランドで沢山食べたからいいや、と我慢しているそうだ。あの物価高のアイルランドより高いとは。
 

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