スポーツ吹矢協会の「笑顔せたがや支部」に入会してもう一年たった。支部が出来たのは昨年11月。何も知らずに名前だけつらねたが、今では名誉ある創立会員の一人だ。自宅で練習をしたりサボったり。「筋肉は忘れん坊」と、あるバレリーナが言った。「一日弾かないと神様にわかり、二日弾かないと自分にわかり、三日弾かないと聴衆にわかる」とピアノの名人が言った。比べるのはおこがましいが、吹矢の練習をする時それを思い出す。本当は本業につぃてそう考えねばならぬのだが。
的に当たった矢を見て不思議に思うことがある。最初の矢のあたりに、次からの矢が当たるのだ。中心からずれて当たるから、二本目からは狙いを修正して吹くのだが、大体同じところに行ってしまう。ただ、意地悪なことに、最初の矢が中心に命中したときは、二本目があらぬ方に吹っ飛んでいってしまうことが多い。
つまり、最初外れると次の四本が皆「以下同文」になってしまうのだ。一本目が中心に当たった時も「以下同文」になるにはどうすればよいか。「当てたいと欲を出すうちはだめだよ」と多分T先生はおっしゃるだろう。禅でも修業するか。
的に当たった矢を見て不思議に思うことがある。最初の矢のあたりに、次からの矢が当たるのだ。中心からずれて当たるから、二本目からは狙いを修正して吹くのだが、大体同じところに行ってしまう。ただ、意地悪なことに、最初の矢が中心に命中したときは、二本目があらぬ方に吹っ飛んでいってしまうことが多い。
つまり、最初外れると次の四本が皆「以下同文」になってしまうのだ。一本目が中心に当たった時も「以下同文」になるにはどうすればよいか。「当てたいと欲を出すうちはだめだよ」と多分T先生はおっしゃるだろう。禅でも修業するか。