昨年の10月頃、「裁判官の報酬引き下げ」という記事を書いた。財政危機のため、アイルランドでは公務員の給与を引き下げたが、裁判官の報酬は憲法により引下げを禁止されているので、引き下げられるよう憲法を改めてよいか、という国民投票が行われるという内容。大統領選挙と同時に行い、賛成多数(70%)で可決された。日本の憲法でも裁判官の報酬引き下げは禁止されている。あの記事を書いたとき、ちょっと嫌な予感がしたが、日本では引下げそうか否か、特に調べはしなかった。
今朝の新聞の投書欄に、日本では公務員給与の引下げ(7.8%)に合わせて裁判官も減額されていると知った。いやひどい国だ、日本は。憲法に明記されていること、憲法で禁止されていることを、平然と無視する。政治家は憲法を知らず、知っていても守る意思がない。役人は代議士の顔色を伺う以外何もしない(都合のいい時には)。最高裁にも憲法を守る意思はない。まさか、「財政危機の折、自分の給与だけ下げるなとは言いにくい」なんてことじゃないだろうな。浪花節では憲法は守れない。それにしても、マスコミも何も言わない。知らないのか?あっちもこっちも憲法を無視している。あんなものどうでもいい、とか、あんな時代遅れのもの早く変えろ、とか思っているのだろう。
今朝の新聞の投書欄に、日本では公務員給与の引下げ(7.8%)に合わせて裁判官も減額されていると知った。いやひどい国だ、日本は。憲法に明記されていること、憲法で禁止されていることを、平然と無視する。政治家は憲法を知らず、知っていても守る意思がない。役人は代議士の顔色を伺う以外何もしない(都合のいい時には)。最高裁にも憲法を守る意思はない。まさか、「財政危機の折、自分の給与だけ下げるなとは言いにくい」なんてことじゃないだろうな。浪花節では憲法は守れない。それにしても、マスコミも何も言わない。知らないのか?あっちもこっちも憲法を無視している。あんなものどうでもいい、とか、あんな時代遅れのもの早く変えろ、とか思っているのだろう。