きょう未明3時ごろ、自宅前の道路で珍しく、すってんころりん転んで、両足にけがを負ってしまった。
とくに右足は、あまり軽くないけがだ。
すると、それまでできていたことが直ちに、ほとんど困難になった。
歩くとか階段を駆けあがるといったことは当たり前ながら、たとえば机に向かってパソコンで原稿を書くことも、たいへんに難しくなった。
足の血流が変わるのか、痛みが倍加して、精神が持たない。
思いは自然に、きょうの夕刻に入院先で記者会見をするという、安倍さんのことに向かった。
心身の不調のなかで孤独と孤立を深め、それでもなお、海外で首脳会談をいくつもこなし、入院するまえに辞任会見をおこない、記者の質問にも答え切った。
身体に問題が生じると、ひとの正常な活動をこれほど簡単に、ストレートに阻むことを考えると、世に山ほどの批判があって、その批判は正しくて、これから歴史の上でも、代表質問の直前に辞任したという異常事態の責任から、安倍さんは永遠に逃げられないけれども、こころの底から、よく奮闘されました、ほんとうにお疲れさまでしたと、胸のうちで言わないではいられない。
きのう出雲で講演したとき、安倍さんの辞任について、「わたしたちのこの祖国が、国家主権をフェアに回復しようとする時、その壁がいかに厚いか、それを学んだということを、この政治的な悲劇から、せめて汲みとりたいですね」と聴衆のかたがたに語りかけた。
ぼくの稚拙な話で、どこまで伝わったのか、それは正直、自信がない。
ただ、出雲の大きなホールに集まってくれた聴衆は、びっくりするほど若い世代から、年配の世代まで、とても幅広く集まってくださった。
それは、うれしかった。
ぼくは、若いひとが聴いてくれるのもうれしいし、80歳、90歳、それ以上のかたが耳を傾けてくださるのも、すごくうれしい。
この祖国を、同時代人として背負うのに、性別も、仕事の違いも、貧富の違いも、年代の区別もないからだ。
ずっとまえに定年を迎えて、もう仕事はしていない…そんなの、関係ないです。
珍しく転んだのは、身体が異様に寒くて、体温が下がって、がたがた震えるように凍りつく感じだったので、急いで帰ろうと、変な走り方で走ったからだった。
この、夜もそう涼しくはない、残暑のなかでね。
出雲で講演するために前日入りしたホテルの一室でも、同じように体温が下がって凍りついた。
そこで湯をためて入ってみたけど、変わらないのには、ちょっとだけ驚いた。
まぁ、おおむねは、なんてことはない。
足も、なんとか明日の出張までには、歩けるように、します。
かつて学生時代に競技スキーに夢中になって、足のけがには、慣れていることは慣れているから。
天から命を預かっているときだけ、せいいっぱい、仕事をする。
命をお返しするときには、さらり、お返しする。
それだけです。
この地味ブログをわざわざ訪ねてくれるひとに、すこし心配させるかも知れないけれど、ここは、ぼくの個人ブログなので、こういうありのままのつぶやきを許してください。
どうしたって人間ですから無理がたたることがございます。
そうしてそうなってしまった時の辛さ
心からお察し申し上げます。
きっと青山さんがおっしゃっておられる通り早く回復なさることでしょう。
それでも やっぱり心配です。
ぎりぎりまで安倍さんはいい外交をされていたと思いますよ 言ったのは宮崎氏ですが
三宅さんも 支持したことは3度穴に入りたいくらいとか仰っていました
安倍さんお疲れ様でした
>こんな首相に外交されていたのかと思うとゾーっとすると
>言っていましたが
>ぎりぎりまで安倍さんはいい外交をされていたと思いますよ
>言ったのは宮崎氏ですが
朝日放送のムーブ!の話ですよね?
だとすれば、言ったのは勝谷氏だったと思いますけど。
あの勝谷氏の下品さ、なんとかならんもんでしょうか?
痛みの方はいかがですか?できることなら
休養を充分に摂られ鋭気を養って戴きたいです。
どんな時にも前のめりで頑張っておられるので
時々こちらの方が切なくなってしまいますよ。
今夕行われた安倍首相の緊急会見を拝聴し
生真面目な安倍首相らしい内容だったと思います。
心よりお疲れ様でしたとお伝えしたいです。
"ありのままのつぶやき"どうかこれからも
私達にお聞かせください。心ある者、耳ある者には
ちゃんと何時だって届きますから。
私の勘違いでしたか
あっちこっちでコメント書きました
どうしましょ 宮崎さん ごめんなさい
首相は、「私は内閣総理大臣は在職中に自らの体調について述べるべきでないと考えておりましたので、あの日の会見ではここ1ヶ月の体調の変化にはあえて言及しませんでした」と発言されました。わたしたちの宰相の辞任が健康問題で左右されるべきではない、という青山さんのお考えと通底しているかのようです。しかし、この生真面目さが安倍首相の長所であり、欠点であるとも感じました。
恐らく批判されて仕方のない、突然の辞任だった。しかし「国家主権のフェアな回復」「戦後レジュームからの脱却」という戦後ニッポンを根っこから見つめ直した政治を展開されたと思います。そして、実際に必要な法律も成立させました。
わたしが絶対に忘れられない安倍首相の“功績”は…。「拉致問題の解決とは一人残らず被害者が全員日本に帰ることだ」と明言されたことです。歴代総理のなかで、こう言い切った人間はいません。小泉前首相はこの一言を絶対に口にされませんでした。すくなくともマトモな日本国民で、この首相の言葉に反対される人はいないでしょう。
しかし、これから青山さんが憂慮されてきた対北外交が動き出すかもしれません。でも、青山さんの言葉に耳を傾け、青山さんを応援されている方々なら、拉致被害者や被害者家族のを見捨てることなどないと思います。それが、拉致解決の貴重な一歩になると信じております。