海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

小倉の武蔵で一杯

2019-07-02 | 写真日記

小倉の老舗武蔵

 

小倉駅から数分歩くと魚町銀天街があり、そこに老舗の居酒屋「酒房武蔵」がある。外観も店内も昭和そのものの雰囲気が漂っていて、客層も地元の人達が多く年齢層も比較的高め。夕方5時に店に入ると、カウンター席しか無い店内はすでに満員状態で一席のみ空いていた場所に座った。壁の短冊メニューを見ると値段も昭和の価格。

偶然座った私の席の隣の人は、小倉生まれで今はアメリカのコロラド在住のオッサンで、その隣は38年間ハワイで生活し小倉に戻ってきたオッサン。話をしていると私も含め、日本は飲食が安く宿も安いので旅と食の天国という話で一致。彼ら二人はJRのフリーパスを使って日本国内を旅して回っているそうだ。

小倉は日本で初めて電信柱にビデオカメラが取り付けられた市で、それはヤクザの抗争が全国で一番多かった時代の話。この魚町銀天街は、昭和の風景が残っている貴重な街。私にとっては、すでにきれいになり過ぎてしまった博多より小倉の方が面白そう。

GFX50R+PC Nikkor35mm f2.8

コメント
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