海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

閉店しても新規開店無し

2016-08-02 | 写真日記

たまに行くまともなマッサージ屋閉店

 

上海での中国人経営の店は始めて3年が目安。店を3年続けた後さらに利益が見込めるようなら改装しまた店を続けるパターンが多いので、内装も3年持てば良い内装にする店が多い。ずっと続いている店も味が変わったなと思ったら、オーナーが変わっていたり新しいシェフが来たりでスタッフ全員が入れ替わる事も多い。

上の画像のマッサージ屋は店を閉めたのだが、誰も借り手がつかず放置状態。私が上海に来た頃から続いていた日本料理屋も5月に閉店したが、店舗は空き家のまま。ある店のオーナーの話だと、上海は人件費が上がり過ぎなのと更新毎に上がる家賃の高騰で営業しても利益が出にくいと言う。

私の行きつけの日本料理屋の隣は、一年と続かない魔の日本料理屋があり過去5年以内に4回も店のオーナーが変わり今年も新たに新規開店したが、客が入っている場面を見たことが無い。数年前に日本人オーナーだった頃にその店に行った事があるが、大して売りのない普通の日本料理屋だった。日本料理屋のオーナーが料理人の場合、地元にアピールする力が欠如している場合が多いのと何処で店をやるかで結果は見えている。それと、いくら日本料理がブームでもメニューに売りがない店はアウト。

 

 

コメント
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