本来の目的であるToigoパーキングともんぜん駐車場の視察に。
Toigoパーキングは再開発において整備された駐車場で、景観やまちの賑わいに配慮された駐車場となっている。
また、レディスフロアも設けられ、駐車スペースの幅が広く、明るく、防犯面にも配慮されている。
そのほか、この駐車場を利用すると街なかを走る循環バスの無料チケットをもらえたり、チケットを5枚?集めるとトイレットペーパーと交換できるなど、いろいろなサービスがついている。
もんぜん駐車場は参道に面し、参道の街並みと調和したデザインとなっている。
ファサードの壁面はまちかど博物館としてショーウィンドウが設けられている。ショーウインドウには消防関係の資料や古いカメラが美しく陳列されていた。
(写真はもんぜん駐車場の外壁、この裏側は2層のただの認定駐車場)
紹介した2つの駐車場のように、街なかに整備される最近の駐車場は単なる量の確保だけを目的につくられる無機質な「ハコ」ではなく、街なかの魅力アップに貢献する駐車場づくり、利用者にやさしい駐車場づくりに転換してきているようだ。
駐車場の視察、参道周辺のまち探検、善光寺参りを終え、長野駅に戻ると12時45分。
駅で時刻案内を見ると篠ノ井線で松本行きが12時50分。
切符をかって、電車に飛び乗る。
次の訪問地、松本へ。所要時間50分。
篠ノ井線の長野-松本間は山の中腹を走るため、山あいの緑に包まれながら、集落や市街地が眼下に眺められ、なかなかの車窓風景である。
次回に続く