相模太夫の旅録=Tabi Log

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京都妙満寺を旧本山とする 「青陽山妙経寺」

2020-12-13 10:22:13 | 寺院
小田原市本町に京都妙満寺を旧本山とする旧顕本法華宗、什師門流・禹師法縁で日蓮宗の寺院「青陽山妙経寺」(大乗院)はある。創立(創建)は本亀(1501~1504)年間。開山は日浄(永正16=1519寂〕。もとは足柄上郡金子村にあり真言宗であった。永正の初め七里法華開教の祖、京都妙満寺16世日泰が宗祖旧跡拝礼のため関本村に一泊時、真言宗僧(帰依し日浄と改め)が一宇建立のため北条早雲に出願、許されて日蓮宗に改め「青陽山妙経寺」(大乗院)を創立した。明和8年火災で全焼、仮堂再建間もなく安永5年に再び類焼被災。さらに関東大震災で古文書・記録などを全て消失しているため現在地に移った経緯は不明である。御幸の浜通りの住宅街の一画に鎮座、「寺号標」(寺門)より参道を進むと正面に入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏がある。境内一画には鏡信一刀流西原銕兵衛相久の墓がある。真向かいには毘沙門天を祀る「妙泉寺」がある。
 
 
 


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