相模原市南区下溝にある「県立相模原公園」の西側に「ハナショウブ」が咲く「水無月園」の遊歩道や土手の数ヶ所で「ヒガンバナ」が数十輪ほど咲き始めている。本数はさほど多くないが赤い長い雄しべ・雌しべをもつ赤い6弁花を数個輪状につけるこの花独特の花姿を披露し始めている。本園の「衆遊の庭」横の林の中でも7〜8輪咲いている。「天涯の花」、「幽霊花」、「死人花」といわれる恐い別名があるがその独特の華奢な花姿は他の花とは違った美しさがある。(2408)
相模原市南区麻溝台に「クレマチス」と「アジサイ」では市内最大規模(本数)を誇る「相模原麻溝公園」はある。センター広場から花の谷に下りた階段傍に一株の秋咲きの額アジサイ、遅咲きのアジサイ「ストリゴーサ」(ハイドランジア)が植栽されており今、淡紫の美しい花を披露し始めた。中国産の野生種で別名は「ヒマラヤタマアジサイ」という。装飾花は淡紫から白の4弁一重、両性花は紫でガク咲きである。葉は細く長いことから「ナガバアジサイ」とも呼ばれる。この時期にアジサイの仲間を見ることができるとはこれぞ一花一会なのか?(2409)
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