相模太夫の旅録=Tabi Log

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ドイツの旅 ケルン大聖堂 ステンドグラス「バイエンルンの窓」

2015-07-11 21:29:20 | ドイツ
統一国家としてのドイツ成立を記念するゴシック様式の「ケルン大聖堂」はなんと凄い建造物なのであろうか?さすが世界遺産である。カトリック教会では光を神と捉え、堂内の窓に張り巡らされ壮麗なステンドグラスを通して神の恵みのように色鮮やかな光が注ぎ込まれ堂内を導いているかのようである。大聖堂の中に足を踏み入れると息を呑む美しさだ。ステンドグラスは全部で10,000㎡、そのうち1,500㎡が中世のもので、一番古いステンドグラスは1260年頃に製作された「旧約聖書の場面」。1507年頃に製作されたステンドグラスは「キリストと12使徒」が描かれ、左側にはローマで殉教した「聖ペテロの生涯」が描かれている。大聖堂の南側廊の窓を飾っているのがバイエルン王ルートヴィヒ1世が1842年に奉納した5枚のステンドグラスで「バイエルン窓」と呼ばれ最も有名である。左から「荒野で説教する洗礼者ヨハネ」、2番目「キリストの誕生、東方の三博士の羊飼いと礼拝」、3番目「十字架から降ろされたキリストの遺骸(キリスト哀悼)」、4番目「聖霊降臨」、5番目「聖ステファヌスの殉教」である。特に十字架から降ろされたイエスの遺体を抱いて嘆く聖母マリア、下段に並んでいる預言者たちの画は心打たれる。原画はドイツの画家が描いたそうだが、その美しさは見惚れてしまうほど際立っている。また北側廊の「ペテロ蔓のイエス窓」も見事というほかない。(1504)





















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