相模太夫の旅録=Tabi Log

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ドイツの旅 ハイデルベルクの象徴的建造物「ハイデルベルク城」

2015-08-29 21:41:29 | ドイツ
ハイデルベルクの象徴的建造物はマイン渓谷の底から約80mの高さに聳える褐色の城「ハイデルベルグ城」である。かつてのプファルツ選帝侯の宮廷(居城)でアルプス以北では最も重要なルネサンス建築の遺構でドイツでも有名な城址の一つである。コルンマルクト近くから運行されているケーブルカーに乗っていよいよ入城である。前方にいかにも古そうな歴史を感じさせる城の入口「橋楼」を渡り入城。城内には時計塔と呼ばれる「城門塔」、壁面各所に戦争で破壊された爪痕が残っている「牢獄等」、「ループレヒト館」、「王の広間」、「イギリス館」、「フリードリヒ館」、「オットハインリヒ館」、城の中で最古の建物「ルートビッヒ館」、「ディッカー塔」、「図書館棟」、「大樽棟」など興味深い褐色の建物が建ち並んでいる。テラスに残る「足跡のくぼみ」、その前で写真を撮ったカップルは幸せになるという「エリザベス門」は人だかりができている。特に見晴らし台「シュトゥックガルテン」、「テラス」からは眼下に広がる「ネッカー川」や「カール・テオドール橋」、赤茶色で統一された建物群の美しい街並みは一枚の絵画でも鑑賞しているかのようで誰しもがシャッターを押したくなる眺望である。廃墟のような姿のなかに美しさと痛ましさを共存するこの城は、繁栄と戦災の歴史を今に伝えている。(1504)




















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