相模太夫の旅録=Tabi Log

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ドイツの旅 名城と学生の街「ハイデルベルク」

2015-07-14 08:21:26 | ドイツ
ドイツの旅もいよいよ最終訪問地、フランクフルトのホテルを出発しバーデンヴュルテンベルク州北西部、ライン川とネッカー川の合流点近く古城街道沿いにある名城と学生街で知られている美しい「ハイデルベルク」へ向かう。到着すると丁度この日は「マラソン大会」が開催されておりコースの沿道は多くの見物&応援の人で埋め尽くされ賑わっていた。まず向かったのがマイン渓谷の底から約80mの高さに建てられているのが嘗てのプファルツ選帝侯の宮廷であったハイデルベルクの象徴的建造物のルネサンス建築の遺構(城趾)「ハイデルベルグ城跡」である。城内には「ループレヒト館」、「王の広間」、「イギリス館」、「フリードリヒ館」、「オットハイリヒ館」、「ルートビッヒ館」、「ディッカー塔」など興味深い褐色の建物が建ち並んでいる。特に2ヶ所ある「テラス」からのネッカー川やカール・テオドール橋、そして赤茶色で統一された建物群がひしめく街並の眺望は撮影心をくすぐる美し被写体が広がっている。ハイデルベルク城を後にして、街の中心「マルクト広場」へ。ここには「市庁舎」と中世の教会の姿を今に残す、プファルツ選帝候領内最大のゴシック様式の「聖霊教会」が聳え立っている。歩行者天国の「ハウプト通り」にはホテル、土産物、レストラン、カフェといろんな店が建ち並んでいる。一角に「ツム・リッター・サンクト・ゲオルク」(ホテル)、中間点の左奥に700年の歴史を持つドイツ屈指の名門「ハイデルベルク大学」と「学生牢」がある。はまるで宮殿のような建物である。フリー昼食の後、ネッカー川に架かる街でも最も古い橋で、中世のころ町の城壁の一部だったという長さ約220mある「カール・テオドール橋」を渡る。橋には幾つもの神を表す彫刻像がとりまいている。川沿いのベンチより「ハイデルベルク城」の全景を見渡す。戦災の傷が残る城、若者のエネルギーで満ち溢れる学生街が調和したお洒落で風情ある古都の印象を抱かせる。(1504)


















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