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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

新田開発の守り神「大沼稲荷神社」

2024-09-18 15:54:22 | 神社
相模原大沼には新田開発の頃(享保年間1734~)に創建と伝わる「お稲荷さま」が祀られている。祭神は旧市内では珍しい愛知県の「豊川稲荷」から分霊された「荼枳尼真天」という白狐に跨った女の神様である。今年も初午(新しい年の初めての午の日)の2月12日に「初午祭」がしめやかに行われた。新田開発の守り神から豊作の神、そして講が結成された嘉永年間には生業になっていた炭焼きや養蚕の商売繁盛の神となり集落の人々の厚い信仰を集めてきた。嘉永6年(1853)に講中から幟2本が寄進された記録(中里家文書)が残されている。昭和の初め頃まで続いていた講には、大沼独特の風習が語り継がれている。境内には庚申塔、軍人慰霊碑が建てられている。(2409)
 
 
 
 
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「渕源山龍像寺」では「ノウゼンカズラ」が満開美!!

2024-09-18 07:25:10 | 
古淵駅北西700m、境川沿いの龍像寺坂を左折すると長い板塀に囲まれた曹洞宗寺院「渕源山龍像寺」は鎮座している。慶応年間(1338~1341)に淵辺伊賀守が開創、天台沙門存光師が建立。その後、巨海才大和尚が曹洞宗の寺として再興した。寺伝に昔、龍池という大きな池に住んでいた大蛇が住民に悪さをしていたため、時の地頭「渕辺判官伊賀守義博」がその蛇を退治したという「大蛇退治伝説」があり寺名も因む。庫裏の前の境内の花壇では一本の大きい「ノウゼンカズラ」がオレンジ色のややラッパ型の花姿を大披露中である。この花木は中国原産でノウゼンガズラ科ノウゼンガズラ属の落葉蔓性である。花期は7~9月だが今、ラスト美を魅せている。よく見ると枝先に円錐花序をだし直径6~7cmの橙黄色の花を咲かせ、花冠は広い漏斗形、先端は5裂して平開し独特の花姿をしている。平安時代には花と茎は薬として使われていた花である。花言葉は花木ラッパ状の花を咲かせる花姿から英雄や勝者を祝福する際のファンファーレ時に吹くトランペットを連想し「名声」、「名誉」、「栄光」である。(2409)
 
 
 
 
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