菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

今年は、絵本画家・いわさきちひろの生誕100年です。

2018年05月07日 18時44分02秒 | 社会・経済

 みなさんは、絵本画家・いわさきちひろさんを知っていますか。私は絵本画家というより、衆議院議員・松本善明さんの夫人としてしっていました。
 まだ、共産党の国会議員が数名しかいなかった頃、(戦争直後の35名のころは別にして)、東京でいち早く国会議員になったのが、松本善明さんでした。練馬区に住んでいて、松川事件の弁護士として名前が有名になり、東京では先陣をを切って、共産党議員国会議員となった方です。その後、不破哲三氏も当選し、1972年には、東京の全選挙区で国会議員が誕生する先駆けとなった方です。

 その松本議員に7才も年上の姉さん女房がいる。しかも、有名な絵本画家だと聞いて、もっとびっくりしたものです。

 5月6日の東京新聞は、大図解シリーズ No1352として、いわさきちいろ生誕100年をカラーページで見開きで扱っています。

 いわさきちひろさんは1918年、福井県に生まれ、本名は岩崎知広です。
 21才で婿養子をもらうかたちで結婚したのですが、23才のとき、夫が自殺をしています。
 その後、東京・山の手の家を空襲で焼かれ、長野県松本市の母の実家へ疎開し、開拓農民になりました。

 28才で、日本共産党に入党しています。これは、戦前から一貫して戦争反対をつらぬいた共産党に共鳴したからとのことです。戦争直後の1946年に、日本共産党に入党したのは、本当に筋金入だったのですね。

そして、32才のとき、弁護士の松本善明氏と結婚。
 このときの花に囲まれた結婚式の様子は、下館労音の上条恒彦コンサートで、歌にしていたのを聞いた覚えがある。そういえば、上条恒彦氏は長野県生まれで、引退したいまも、長野に住んでいるようです。このとき聴いた歌で一番印象に残っているのは、「さとうきび畑」です。

 翌年には、長男・猛氏が生まれています。

 いわさきちひろは、55才という若さで、死去している。肝臓がんであった。

 いまは、練馬区に「ちひろ美術館・東京」、長野県松川村に「安曇野ちひろ美術館」、福井県越前市に「ちひろの生まれた家」記念館があるという。
 この3つは、私が議員を引退したあとに、ゆっくり訪問したいところとなっている。



 

 

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