菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

海外の米軍基地の中で、在日米軍基地の資産価値はダントツ

2018年05月06日 22時57分22秒 | 国際・政治

 アメリカ軍は、海外に米軍基地を持っています。このほど、米国防省が発表した2017年度版「基地構造報告」で明らかになったので「資産価値総額」の上位5ヶ国を紹介します。

 日本  77億57270万ドル(8・5兆円)
 ドイツ 51億78460万ドル
 韓国  22億91140万ドル
 イタリア 9億93540万ドル
 英国   9億12540万ドル

 注)いかに日本がアメリカの基地に多くの貢献をしているかがわかります。
 日本国民の多くは、「アメリカが日本を守ってくれる」と思いこんでいるようですが、本当にそうでしょうか。そうではないのです。たとえば、沖縄にいるアメリカ軍は「なぐりこみ部隊」といって、日本の防衛が任務ではありません。日本国の防衛を任務としている「アメリカ軍」はゼロなのです。


 

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「セクハラ罪ない」ーあまりに不見識、大臣失格

2018年05月06日 22時15分47秒 | 国政

  昨日は麻生財務大臣の暴言が、また、聞こえてきました。次のようなニュースです。

 麻生太郎財務大臣が、マニラの記者会見で、「財務省次官のセクハラ行為認定」に対して、福原氏本人はセクハラを否定していることを踏まえて、「セクハラ罪という罪はない。殺人とか、強制わいせつとかと違って」とも発言。その上で、「少なくとも福田前次官の人権なども考えないといけない」と語りました。

 これについて、セクハラ問題での財務省の調査方法撤回を求めるネット署名に取り組む太田啓子弁護士の話を紹介します。

 麻生財務省の「セクハラという罪はない」などという発言は、あまりにも不見識で知性がなくあきれてしまいます。
 法律には「セクハラ罪」という言葉はありません。「セクシュアルハラスメント」は、社会の現象に与えられている言葉です。権力関係などに乗じて性的不快感を与える行為のことをいい、法律用語ではありません。殺人罪とか強制わいせつ罪とは、言葉の次元がまったく違います。

 「役所に迷惑をかけたとか、品位を傷つけたとかそういった意味で処分した」という発言も許せません。

 財務省はセクハラを認めて処分しました。大臣自身は「迷惑をかけた」「品位を傷つけた」ことを理由だと言います。財務省と財務相が明らかに食い違っています。

 せくはらをしたことを大臣個人は認めたくないのでしょう。「本人が否定している以上・・・ここから先はご本人の話」などとも発言しています。”本人が否定しているから真相はやぶの中”というニュアンスがうかがえます。税務省はセクハラを認定しているのに、大臣がこんなことを放言するなど許されません。

 麻生大臣は、セクハラをあったと認めるか、認めないかをはっきり言うべきです。財務相の責任者であるにもかかわらず、”本人が否定しているからわからない”では無責任で、大臣失格です。

 被害事態を認めないということは、2次3次被害以外のなにものでもありません。

注)上の意見が、セクハラ事件に真っ正面から取り組んでいる方の正攻法の批判であると、私も思います。
 しかし、私の見立ては、財務省の官僚が、もってまわった言い方で「福田氏に事情を聞いたら、テレビ朝日の告発を否定で来る言葉がなかったから、わいせつがあったと認めた」と、官僚らしく、しぶしぶ認めた「苦渋の説明」を、麻生大臣は理解できなかったからの発言ではなかったかと思っています。
 「率直と言えば率直」「単純といえば単純」な単細胞の方の発言です。



 


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