今日は、午後1時半から、岩瀬中央公民館で、標記の集まりがあり、意見交換をしてきました。
式次第にそって、その内容を報告いたします。
報告1 「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」からの報告
これは、つくば市民放射能測定所の藤田康元氏が報告しました。この測定所は、民間の測定施設で、このようなことを民間の力でやっていることにあらためて、敬意を感じた次第です。
3・11福島原発の「爆発」で、周辺だけでなく、茨城県の南部、常総市から取手市、さらには我孫子市、柏市にかけて、なぜ、放射線量が高くなったかとの説明がありました。あらためて、3月21日頃に雨が降ったことが大きく影響していることを思い出しました。
私は、当時、放射線測定器をもって、桜川市内1000カ所以上を回って、測定し、「放射線マップ」を作ったことを思い出しました。
そのとき、真壁・大和地域は低く、岩瀬地域が高かったことをの理由を質問しました。筑波山・加波山が影響していることも考えられるかもしれませんが、はっきりとは言えないとの回答でした。
報告2 ふくしまの子供達の「保養」に取り組んで
これは、桜川市長方在住の鈴木眞美子さんを中心に、茨城保養の会が計画しているものです。毎年、夏休み中に、福島の親子を上野沼やすらぎの里キャンプ場に招き、「放射線量の低い安全な場所」でのびのび遊んでもらうという企画です。
今年は7月27日から31日まで4泊5日で計画しています。
今では多くの人がボランティアで協力いるとのことです。一番困っているのは、資金難だそうです。
そこで、寄付の振込先を紹介します。
ゆうちょ銀行口座 :00190-2ー729320 茨城保養の会
報告3 東海第二原発20年延長反対の議会請願に取り組む
栃木初の請願採択に成功した益子町の古川百合子さんからの報告です。益子町には革新の議員は、いないとのことです。しかし、桜川市の方から、「議員さんは一人一人と話すと、みんないい人ですよ。」との話に勇気をもらいました。そして、全町議にあって、請願採択をお願いしてまわったそうです。
総務委員会では、「2020年にはオリンピックが開かれる。外国人に何かあったら失礼です。」などの意見がでて委員会では全員一致、本会議では1人反対の賛成多数で採択されたとのことです。
報告4 東海第二原発20年延長反対の今後の取り組みについて
この報告は、東海第二原発差止訴訟団原告の川澄敏雄さんが行ないました。
4月14日の小泉純一郎講演会は、人気があり、前売り券は1000枚以上はうれているとのことでした。定員は1500名です。
また、避難計画の話がいかにいい加減か、その例として、桜川市は那珂市の避難先になっているとの話題を持ち出したので、菊池議員が、「避難計画は那珂市の方がつくることになっている」と応答すると、大きな笑いが起こりました。那珂市の方が、桜川市内の避難先を割り振れるはずがないからです。
参加人数は20名くらいでしたが、中身の濃い集まりとなりました。
訂正 参加者は20名と書きましたが、26日に鈴木眞美子さんにあって、確認したところ40人いたそうです。私は、一番前に座っていてあまり後ろを確認していなかったので、訂正いたします。
私も鈴木さんも名前がわからない人もいました。