菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

ゴマすり外交の限界ー安倍政権の誤算

2018年03月30日 18時18分53秒 | 国際・政治
 昨日は、トランプのポケットの中の「安部首相」として東京新聞は書いていた。今日は、もっと露骨に、「ゴマすり外交の限界ー安倍政権の誤算」として、こちら特報部で扱っている。
 
 昨年12月、トランプ大統領が来日した。2人は、共通の趣味であるゴルフに興じたが、首相がバンカーで転倒した光景について、トランプ大統領は、「どの体操選手よりも素晴らしかった」と笑いのネタにした。国会ではすぐムキになる首相だが、このときは大統領の揶揄に沈黙した。
 (注 内弁慶の空威張りが安部首相の特徴である)

 この訪日中、トランプ大統領は、大量の武器を買わされた。ミサイルシステムなど高額な武器購入に応じたとのことだ。あれこれと無理難題でも飲み込んだ。

 ところが、これだけ尽くしても、報われる保証はない。
 それが、北朝鮮をめぐる対応だ。
 
 そもそも、アメリカが日本に駐留しているのは、日本の安全保障のためではない。そこがまったくわかっていないのが、安部首相なのだ。

 私が一番心配しているのは、「北朝鮮拉致被害者の会」が、「安部・トランプ会談」に期待していることだ。小泉首相が、拉致された方々の帰国に成功したのは、アメリカの意向を無視して、「強行した」からだと言われている。だから、その後、アメリカの「怒り」に触れて、首相の座を追われた。

 ちょうど、田中角栄首相が、日中国交回復をして、ニクソン大統領の懐刀・キッシンジャーの怒りを買い、首相の座を追われたように。

 アメリカのゴマすりに徹している安部首相に、その決断を期待するのは厳しいのではないか。

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満開の桜の下で、公文書改ざんの安倍政権糾弾の街頭演説

2018年03月30日 18時03分06秒 | 議員活動

 
 年度末の対策も一段落して、今日は、一週間ぶりにマイクを握りました。
 朝の冷たかった北風も一段落して、11時過ぎに、岩瀬東区の常陽銀行前でから街頭演説を始めました。この通りは、ちょうど桜が満開です。
 満開の桜の下での演説も、なかなかいいものです。

 その後は、富谷にいき、10カ所演説いたしました。
 
 途中から、眠くなったので、家で少し休憩し、冬用タイヤの交換、3ヶ月ぶりの床屋に行きました。
 床屋では、なかなか湯が出ません。なぜかと調べてみたら、給湯器の電源が、午前中の震度4の地震のため、スイッチが切れていたのです。
 
 「おれが今日最初のお客さん?」
 「そうですよ。1日2人いればいい方です」

 本当に床屋さんはお客さんが減っているそうです。私のような年寄りは、毎月来る必要はありません。子どもさんは、ほんとうに減っているとのこと。
 そんな世間話をして、床屋をあとにしました。


  

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東海第二原発の「再稼働了解30キロ圏拡大」をどう見るか

2018年03月30日 08時14分26秒 | 社会・経済
 今日の茨城新聞も東京新聞も、東海第二原発の「事前了解」が周辺5市にまで拡大するというものだ。
 
 茨城新聞では、「再稼働では新安全協定」と書いているが、どう評価するかは難しい。今まで、東海村と茨城県だけの「了解」をえれば、周辺市町村を無視しても、再稼働は可能だというのは、周辺自治体を無視した暴論であることは言語道断であることは言うまでもない。

 では、周辺30キロ圏内の自治体の了解を得れば、「再稼働してもいい」となるのか。これにも大きな問題がある。福島原発事故の被害をみてもわかるように、「圏内30キロ」と被害が一様にでるものではない。そのときの気象状況によって被害はもっと遠くまで及んでいる。

 さらに、避難計画に至っては、「絵に書いた餅」に過ぎないことは、原発のかかわる担当者自身が一番わかっているはずだ。
 避難計画説明会でも、「これで本当に避難できると、真剣に考えないでください」と、思わず漏らしている。
 
 東京新聞は、「地元同意のハードルは一層高まったと見られる」と書いているが、日立市、やひたちなか市、常陸太田市、那珂市の隣接4市と水戸市が、ハードルの役割を果たせるか、私は心配している。

 私は、もし、周辺5市が「事前了解」しても、再稼働には絶対反対である。

  

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