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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「神童は大人になってどうなったのか(小林哲夫著、太田出版)」を読む③

2018年01月05日 18時30分34秒 | 日々の雑感

 ノーベル賞は神童の証となるか

 小林哲夫氏は、日本のノーベル賞受賞者にも、書いている。私たちは、ノーベル賞受賞者というと、「はじめから頭がよかった人」と決めつける傾向がある。しかし、小林氏は、かなり詳細な調査をしている。
その何人かを紹介したい。

 2002年 物理学賞で受賞した小柴昌俊氏。
         横須賀中(現・神奈川県立横須賀高校、東京大学

   高校時代、担任に進められて、アインシュタイン、インフェルト著「物理学はいかにつくられたか」(岩波新書)を2日読み切ってしまう。それから物理学にのめり込んでしまう。
  
  小柴は、東大で、2人の神童と出会う。1人は、松下康雄。のちの大蔵省、日銀のトップとして資本主義の発展で日本を豊かにしようとしていた。
  もう1人は上田耕一郎。日本共産党の副委員長で、共産主義思想を広めて富を広く分配して国民の多くが幸せになれるようにした。
  小柴はニュートリノろいう新しい天文学分野を確立し、科学技術の発展から人類の可能性、将来性を切り開いてくれた。

 3人の中で、神童性がもっとも薄かったのが小柴だ。オール5、全優という成績は修めていない。

 小柴氏の東大卒業式の挨拶。

  「今度はなにごとも自分自身で能動的に判断しなければならない。これは今までやってきたことと全然ちがったタイプの認識だ。だから、学業成績が良かったからといって、これから能動的な認識がうまくできるという保証は、何もない。逆に成績が悪かったら、能動的な、あるいは創造的な仕事ができないということにはならない。だから新しい気持ちで頑張ってほしい。」

  ちなみに、小柴は、学部時代「優は2しかなかった」と書いている。

 注)小柴氏と上田耕一郎氏が「親友であったこと」は、上田氏自身が、しんぶん赤旗にも食事会の顛末を書いています。



 


  
    

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井上高雄前副市長は、県の医師不足改善の担当課の政策監に

2018年01月05日 12時21分45秒 | 桜川市

 今日の茨城新聞情報によると、県は、「続く医師不足の改善にむけ」医師確保対策を担当する医療福祉部医療人材課内に、新たに課長級のポストを設置した」と報じています。

 まだできたばかりでよくわかりませんが、課長級のもとに3人の配置を予定しているようです。

  保険福祉部緊急医師確保対策担当課長(政策監) 砂押道大

         同       政策監     井上高雄
   
  注)井上氏は、課長にはなっていませんが、「課長級」の政策監となったということです。

  

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桜川市・新年の集いに参加

2018年01月05日 12時03分01秒 | 議員活動

 やっと風邪気が抜けたような感じになってきました。今日は、桜川市の初集会です。
 新年の集いは、各市町村が話し合って、集いができるだけ重ならないようにしています。来賓のあいさつを聞いていますと、午前中は、桜川市と石岡市で開かれるようです。ですから、衆議員の田所氏は、最後までいましたが、参議員の岡田氏と上月氏は、挨拶が終わるとすぐに、鏡開きを待たず、石岡市へ向かいました。

 

 今年は、副市長の席が空席です。また、議長も体調不良ということで、主催者席は、大塚市長、風野副市長、梅井教育長、それに潮田監査委員(前議長)と4人が並んでいました。

 

 主催者を代表してあいさつする大塚市長。

 

 会場全体の様子。

 

 この男性は誰でしょうか。箱根駅伝で大活躍をした中央学院大学の細谷さんです。

 

 岩瀬東中を卒業した後、水城高校をへて、中央学院大学にすすんだ方で、桜川市上城在住の細谷さんという方です。今、4年生ですが、2年、3年、4年と3年連続箱根を走っているそうです。

 話題の人が来るだけで、場は盛り上がるものですね。

 

 

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「神童は大人になってどうなったのか(小林哲夫著、太田出版)」を読む②

2018年01月04日 14時44分23秒 | 日々の雑感
 
 小林氏は、「貢献した」神童だけでなく、「脱線した」神童たちも紹介している。私も、このような「神童」をしると何となく安心してします。

 黒田東彦(はるひこ)

  言わずと知れた日銀第31代総裁。アべノミクスの推進者、「異次元」と言われる大規模な量的質的金融緩和政策を実施している。
  私が一目置おいている同志社大学の浜矩子氏は、新聞紙上で堂々と「アホノミクス」と言ってはばからない。
 そのアホノミクスの推進者である。
  黒田氏の教育大学付属駒場高、東京大学時代の同級生細田博之(自民党衆議院議員)は次のように語っている。
  「彼は一種の天才ですよ。ガリベンタイプではないが、読解力がきわめて高く、教科書など書籍を読めば、書かれている内容が一度ですべて理解できてしまう。また無類の本好きで図書館にいることが多かった。
 
 金田勝年(元法務大臣)

 昨年の共謀罪審議では、担当法務大臣として、「あやふやな答弁」で一躍有名となった人である。
 1949年生まれ。1969年、秋田県立秋田高校から一橋大学に入学。(この年は、東大紛争で東大入試が中止になった)。1973年大蔵省に入省。省内エリートの主計局を歩み、神童、切れ者ぶりを発揮。2016年に初入閣し、法務大臣となる。

 しかし、メッキがはがれてしまった。
 2017年、国会で共謀罪の中身を問われると、「わたしはちょっと、わたしの頭脳というんでしょうかちょと対応ができなくて、申し訳ありません」

 全国の神童の顔に泥を塗ってしまった。


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市議会公報・市議会だよりの原稿を提出

2018年01月04日 14時03分58秒 | 議員活動

 風邪はまだ抜けないが、市議会公報・市議会だよりの原稿をもって、議会事務局に行ってきました。
 12月議会では、7項目の質問をしましたが、市民の皆さんには、「新庁舎建設」の件を知っていただきたく、この件に絞って報告することにしました。

 提出した原稿は次の通りです。

 市公報・2017年12月議会だより原稿

 桜川市の玄関口はどこに
 
 菊池議員の質問

大塚市政2期目の最大の課題は、新庁舎の建設であると考えています。
1つは、市長選挙でも争点になったことですが、3分庁舎方式か、1カ所にまとめる方向かということで質問します。私の理解では、真壁庁舎、大和庁舎の西側半分(いわゆる旧庁舎)、岩瀬庁舎の南側庁舎(第1庁舎)は、昭和52年以前の建設物であり、長期に残す庁舎としては、少しぐらいの改修では不可能だと聞いています。その理解でよろしいのか。
2つは、桜川市の玄関口をどこにするのか。高森に出るのか、羽田にするのかという問題です。今、新庁舎建設検討委員会で検討中でもありますが、大きな方向性は、全市民に知らせる必要もあると思いますので伺います。

市長公室長の答弁
 
2回の新庁舎検討委員会の方向は、新庁舎は1カ所にする。あとは総合窓口をつくるという合意がされています。 その理由は、3庁舎のうち、1981年の新耐震基準で建てられたものは、大和庁舎の新庁舎(3階建ての東側)だけです。古い耐震基準では、第2岩瀬庁舎(北側)以外は、IS値0.7(合格基準)を下回り、防災拠点としては不適切な建物となっています。長期の使用を考えると、一カ所にまとめる方が、効率的と考えています。住民サービス維持のために、支所的な機能は残す必要との意向です。
 本庁舎の建設位置については、まだ、本格的な審議になっておりません。計画書をまとめるにあたっては、パブリックコメントを取り入れ、市民に愛される庁舎となるよう進めたいと考えています。

注)
 この記事は、2月1日発行の「市議会だより」に掲載されます。



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