昨年の日馬富士の暴行事件以来、テレビは、「白鵬関はけしからん」とか、「貴乃花は異常すぎる」とか、何か、本質に触れずに、問題の周辺に触れるだけで、隔靴掻痒の感がしてならない。だから、私は、この問題が、テレビで取り上げられると、チャンネルを回してしまっていた。
昨日の東京新聞の風向計の欄に、ミュージシャンの泉谷しげる氏が、ずばり本質をついたことを書いている。
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大相撲界は問題解決に年を跨いでしまったが、これってもしかして国民の相撲に対する見方が試されているって事なのか?
つまり国技である相撲は、果たして真剣勝負なのか、興業格闘技なのかである。
ある者は、「興業」なのだから多少のイカサマがないと一五日間は持たないと云い、ある者は神への「奉納」だから真剣であるべきだと云う。
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さらに、泉谷氏は、昔の話として、次の話を加えている。
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有名力士と仲良くなり、飲み会で二次会まで参加したことがあったそうです。その二次会の飲み方というか、騒ぎ方というか、荒れ方というか、とてもすごかった。
「なぜなのかを聞いたところ」、「勝負である以上『死』につながるケガを覚悟しているんだ」と。だから、息抜きである飲み会は、荒れるというのである。
かつて、連勝記録を伸ばした大横綱がインタビューで「場所がはじまるのが恐ろしかった」と云っていてが、部外者が「勝負」の精神に口のだせる世界ではないのだな。”神のみぞ知る”である。
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昔の話で恐縮だが、私は、子ども心に、次のような疑問をもったことがある。
ボクシングの選手は、一年間に数試合しかしない。ところが、プロレスリングの試合は、ほぼ毎日のように行われていた。
この違いはなんなのか、その違いが判らなかった。「興業」と「スポーツ試合」の違いが判らなかったのだ。
午後2時半からは、同じシトラスで、出初式が行われました。
今までは、日曜日が「はたちの集い」、翌日が、「出初式」と日を違えて行っていましたが、一昨年から、午前中は「はたちの集い」、午後からは「出初式」となりました。最初は、「今までのしきたりを変える」ということに反対の声もありましたが、何よりも、団員が「連休の最後になるのはいやだ」との声が勝りました。また、市役所職員のとっても、「準備とあと始末」で3日間つぶされるのは、いいものではないのでしょうね。

消防団員も550人とかで、いままでは、シトラスに入りきれないほどでしたが、前の方がかなり空きが見えるようになってきました。
この写真は、田所議員の防災服です。私は、国会議員専用に防災服が作られているとは、知りませんでしたので、紹介した次第です。

シトラスの式典のメーン行事は、団員の表彰です。
災害が起きたとき、私用をなげうって災害救助をされる方のご苦労を表彰されるのですから、文句を言えることではありませんが・・・・・・・。
同じ人が何回も呼ばれて、「賞状を受け取る」というのはいかがなものでしょうか。
学校でも、成績優秀者は、多くの事で表彰されます。しかし、あまり同じ人が何回も表彰されるのは、式典に参加している人にとっても「食傷」気味になります。
私がいた学校では、表彰者はできるだけ1回で済むように、工夫をしたことを思い出します。
また、来賓挨拶も、今日は7人と多かったことです。
議長(副議長が代わり)、衆議院議員、参議院議員、県知事(代読)、県議、警察署長、筑西広域消防署長。
2時半に終わった式典は午後4時までかかりました。
その後、4時10分から、行進です。



私はダウンのジャケットを持って行ったのでよかったのですが、他の人は、体を震わせながらの行進見学でした。
暦の上では明日が成人の日ですが、多くは、3連休の中日にやるところが多いようです。
実は、私の2番目の孫娘もはたちになりました。式場に行く前、家に振袖姿を見せに来たのです。シトラスで会おうねといって別れたのですが・・・・・・。これが間違いの元でした。
30分早めにシトラスについたのですが、みなさん同じ振り袖姿です。30分以上、あちこち探したのですが、ついに会えずじまいで、終わってしまいました。

これだけ同じ着物姿がそろうと、見分けは尽きませんよね。
桜川市の「はたちの集い」のメーン行事は、中学校卒業時、担任だった恩師が列席し、当時の思い出を語るものです。ですから、拍手や冷やかしのかけ声は出ますが、和やかな雰囲気は崩れません。
今年の成人の主張は、一風変わったものでした。何か意見を言うのかと思ったら、なんとコントになってしまったのです。これが上手なのです。時代は変わったと思った瞬間です。
最後は、成人代表の謝辞で終わりました。

風野副議長の娘さんと大山議員の娘さんも成人式に参加していました。
こちらは、きちんと、どの席に座っていたかも、見えたと言っていました。
まだ、鼻声が残っていますが、いつまでも家にいるわけにはいきません。今日は、お昼から、暖かい内だけと思って、街頭演説に出かけました。

日向は汗をかくほどですが、日陰になるとやはり寒くなります。
今日は、昨年の暮れ以来、半月ぶりの街頭演説となります。真壁地区がまだ、終わっていませんので、真壁町塙世地域を、5カ所やるのがやっとでした。
まだ、本調子ではありません。
原稿も変えていますので、紹介しておきます。
2018年「新春のキャラバン」街頭宣伝演説文 2018年1月6日
◆みなさん、新年おめでとうございます。昨年秋には市長選挙がありましたが、今年9月には市会議員選挙が行われます。日本共産党桜川支部では、私・菊池のぶひろを先頭に、今年もがんばってまいります。みなさんのおおきなご支援あらためてお願いする次第です。
◆2018年、今年の一番の課題は何でしょうか。1つは、「憲法9条を守っていく」ことではないでしょうか。安倍政権は、本格的に、憲法9条の改定に乗り出しています。当初は、憲法9条の改憲に消極的といわれた公明党も、改憲賛成の姿勢に転じています。 昨年、安倍首相は5月3日の憲法記念日に、突然、9条の中に、「自衛隊を書き込む」と宣言をいたしました。戦力の放棄を宣言し・戦争をする権利=交戦権を否定した、憲法9条の平和の精神と、「自衛隊を書き込む」ことは、まったく相容れません。昨年の総選挙で、自公政権は改憲に必要な議席3分の2を占めました。しかし、世論調査では、安倍政権のもとでの憲法9条の改定には、国民の半分が反対をしています。改憲賛成は30%にしかすぎません。
安倍首相は、できれば今年の通常国会で、遅くとも臨時国会で改憲の発議を行いたいというのが、安倍政権が狙うスケジュールです。戦後71年の日本の平和を守ってきたのは、「平和憲法、憲法9条」があったからではないでしょうか。みんなさんで、「平和憲法守れ」の声、さらに大きくしていこうではありませんか。
◆もう1つの問題は、消費税の10%増税の問題です。来年秋、消費税10%増税が予定をされています。昨年の総選挙では、「安倍首相は、消費税増税分は、教育費に使う」との公約を掲げました。しかし、選挙が終ってみると、財政再建のためにとの声が大きくなって、この公約も怪しくなってきています。
日本共産党は、「消費税10%増税は中止せよ」との立場です。そのためには2つのチェンジが必要です。第1のチェンジは、税金の集め方を変えることです。税金は能力のある人が多くの負担をするという=応能負担の原則を提唱しています。低い所得の人に負担が重くなる消費税は、景気を破壊する最悪の大衆課税です。アベノミクスで大儲けした富裕層といわれるおお金持ち、たび重なる減税で大儲けをしている大企業に増税することが必要です。また、株取引で大儲けをした投資家にも課税を強化します。
1%の大金持ちに税金を、正当に、払ってもらうだけで、収入は大幅に増やすことができます。
第二のチェンジは、税金の使い方を変えることです。ムダなお金の使い方をやめることです例えば、アメリカ言いなりで、危険な飛行機オスプレイを買うなってとんでもありません。また、モリカケ疑惑でも明らかになったように、安倍政権の国政の私物化も許されません。
◆東海第二原発の再稼働の問題も、茨城県の大きな課題です。桜川市議会も、9月議会で「再稼働延長反対」の請願を採択しています。県内では、廃炉を含めると6割の市町村が反対をしています。みなさんで、東海第二原発ストップするため、再稼働延長反対の声、さらに大きな声あげていこうではありませんか。
◆桜川市の課題は何でしょうか。今年4月には真壁小学校と紫尾小学校が一緒になって、桃山学園が開校いたします。また、10月には、県西総合病院は筑西市に移り、県西部メディカルセンターとなって再出発いたします。さらには、大和・高森地区には、さくらがわ地域医療センターが開院いたします。運営するのは山王病院です。今年の一番大きな課題は、新しい桜川市庁舎をどこに作るかということです。本庁舎方式で建設することは決まっていますか、桜川市の玄関口をどこにするのか、建設場所を決めることが、緊急の課題になっております。みなさんのお声をお寄せくださるようお願いする次第です。
昨年秋、市長選挙は終わりました。今年9月には、市会議員選挙が行われます。日本共産党桜川支部は、私・菊池のぶひろを先頭にがんばってまいります。おおくの皆さんのご支援をお願いしたしまして、この場を借りての話終わりとさせていただきます。