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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

 市民アンケートをめぐっての「ささやかな」ハプニング

2018年01月15日 20時58分43秒 | 日々の雑感

 今朝は、いくらか寒さは和らいだが、まだ軍手では指先が痛い。市民アンケートの配布で、おもに明日香を1万歩歩いた。
 アンケートも、今日はどっさり届いた。いきなり「5600円です」と言われた時には、びっくりしたし、喜びもしました。

 今日、市民アンケートをめぐって、1つの出来事があったので報告しておきます。深刻な出来事ではありませんので、気楽にお聞きください。

 9時過ぎまで市民アンケートを配り終わって、遅い朝食を食べていると、天皇と同じ年だという方が、「岩瀬庁舎の責任者はだれなのか」と、いきなりのりこんできました。何事かと思って、こちらも構えて、用心深く、伺っていると、どうも要領を得ないのです。

 要は、昨日、市民アンケートが配られたので、「あんたのことを思い出して、話にきた」というのです。訴えたいのは、「私の畑に、役場職員が『無断』で交通標識(通学路ありの)を立てていった」というのです。それで、文句を言いに、岩瀬庁舎にいったが、だれが責任者かわからないので、その責任者を聞きに来たというのです。

 私は、寒いので、「立ち話でいい」と言っていたのを、「私が寒いから、あがってくれ」と、無理やりあがってもらいました」。
 
 そうしたら、昨年、4月、松田田園都市センターで、「満開の桜の写真」を撮っていた方でした。「おじさん、私は自慢じゃないが、千葉大学園芸学部を出ているので、花には詳しいと思われているけど、学生時代は学生運動に一生懸命だったので、花はよくわからない」と、花の話を聞くことになりました。そうしたら、軽トラにあった、花の写真集を2冊も持ってきて、その写真集をみさせていただきました。

 その後、市役所に行き、いろいろ聞いてみると、交通標識は県公安員会の仕事であり、担当したのは建設課とわかりました。そうしたら、その標識に関係した職員がわかりました。その職員も、「私も、花の写真集は見てきました」となり、話がぴったり一致した次第です。

 それなら行く必要もないと思ったのですが、「念のためにいってきます」と、すぐに行ってしまいした。帰ってきて報告してくれたことには、「わざわざ、来てくれないてもよかったのに」との返事だったとのことです。

 この方の庭は、春は、さつき、つつじ、藤、秋は菊などで、4反の庭がきれいなそうです。春になったら、見に行くといって別れました。
 ちなみに、その方が一番気にいっている桜は、つくばみらい市の福岡堰の桜だそうです。

 市民アンケート配付が生んだハプニングの一コマでした。


 

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塩見鮮一郎著「新・部落差別は無くなったのか?」を読む

2018年01月14日 21時20分01秒 | 日々の雑感

 昨日、笠間図書館から借りてきた塩見鮮一郎著「新・差別は無くなったのか?(緑風出版 1800円)」を一気に読んでしまいました。

 今まで、私が勉強してきた解放同盟とも全解連とも違い、また板倉氏が書いた「差別と偏見」とも違う立場で書かれた本です。

 問題については、「隠せ」という立場が圧倒的に多いのですが、解放同盟に代表されるように「顕せ」という立場の人も、います。

 私は、今、差別は少なくなったのだから、議会の予算に「関係補助金」はなくすのが筋ではないかという立場です。

 実際に、どうやれば、差別がなくなるか、それはある程度、時間がかかるが、だんだん解消していくのを待つしかないと考えていました。

 しかし、塩見氏は、違うのです。他の差別(たとえば人種差別など)などと同じように、「顕す」ことで、議論を深め、解決していく必要性を説いています。そういいう考え方もあるのか、と考えさせられました。

 また、島崎藤村の「破戒」への詳しい説明には、1回読んだだけで、「わかった顔をしていた」私が恥ずかしかったです。「破戒」の初版が発行されてから、何回か書き直され、また、初版と同じものが出版される経過も、良く説明されていました。

 氏の、「はどこにあるのですか?」、「しるしはいつもみえるのですか?」、「子子孫孫まで民なのですか」、「地区はどういう判断で決まるのですか?」という疑問を投げけるテーマごとの文章は、とてもわかりやすく、勉強になりました。

 「人種差別」は「肌の色」でしるしがあるので、差別が生まれることには、「それなりの理由」がります。
 しかし、差別は、「しるし」がないので、「探っていかなくてはわからない」のです。

 だから、塩見氏は、「私は黒人だから、コーヒーはブラックがいい」と冗談を言い合えるくらいに、「も顕すようにして、議論を深め、解決していくのがいい」と主張しているのです。

 私は、「差別は、わけのわからない迷信と同じだから」、いつかなくなると思っていたのですが・・・・・。
 
 塩見氏の意見に賛成するにせよ、反対するにせよ、一読に値する本であると思い、紹介した次第です。


  

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鍬田新年初集会に参加

2018年01月14日 20時59分38秒 | 議員活動

 今日は、私の住んでいる鍬田地区の初集会が行われました。
 年度末でもないので、いろいろな年度途中の報告がおこなわれ、あとは、私の市政報告となりました。私は、昨年末発行した「新しい桜川第51号」を、区長さんに増し刷りをお願いし、それに沿って、30分ほどお話をいたしました。
 特別の質問も出ず、10時にはじまった初集会は11時には散会となりました。

 今日も、早朝と午後から市民アンケートの配布をし、1万1千歩歩きました。


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桃山学園の校歌を紹介します

2018年01月13日 21時18分41秒 | 桜川市
 1月4日付けで、桃山中学校区統合準備委員会から「通信第9号」が贈られてきました。
 そこには、桜川市立桃山学園 校歌が決定しましたとのことで、校歌が書かれていましたので紹介します。
 
  桜川市立桃山学園 校歌

           白鳥省吾 原作詞
           岩井清志 作曲
          鶴田昭則 補作詞・編曲 

 1 筑波の麓 古里に
   輝き立てる 学び舎は
   遙かに富士を 望むもの
   関東平野 見つめつつ
   われらの母校 桃山学園

 
 2 松風唄う 口ずさみ
   紫匂う 文化の地
   豊かな郷の 桜川
   真理の泉 ここに汲む
   われらの母校 桃山学園

 3 朝日の昇る 若き春
   胸には萌える 希望の灯
   協和と自治と この誇り
   理想の道を 踏みしめて
   われらの母校 桃山学園


 注)この校歌は、桃山中学校の校歌を基に、鶴田昭則先生に相談し、補作詞・編曲をしていただいたものです。



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夕方、笠間図書館に行き、本を借りてきました

2018年01月13日 19時39分57秒 | 日々の雑感

 年末に11冊借りてきた本も、半分以上は読み終えたので、返しに行き、また14冊借りてきました。
 図書館は、とにかく駐車場はほほ満杯でした。

 一応、紹介しておきます。本は、借りた本を全部読まなければならないというものではありません。私も、中身を確認して借りてはいませんので、「ななめ読み」して、面白いと思えばじっくり読むし、つまらない、読みにくいと思えば、全く読まないものもあります。

 ●12の現代俳人論 上・下
  とにかく、俳句に関する本は必ず借りてきます。

 ●佐高信の俳論風発
  佐高信氏は個性の強い作家ですから、面白いときもありますし、的外れになるときもあり、なかなかいい本に行き当たるのは大変です。

 ●藤沢周平 志高く情あつく
  藤沢周平は好きな作家の1人です。この本の著者・新船海三郎なる人がどのような人なのか、わからないのが気になっています。なぜなら、この本の出版社は、新日本出版社という共産党関連の出版物を多く出しているところだからです。今の関心は、新船海三郎はだれのペンネームかを知ることにあります。

 ●暁の旅人
 この本の著者は、吉村昭です。吉村昭の本は、随筆類を除けば、ほとんど読んだつもりでいたのですが、この本は読んでいなかったので、借りてきました。奥さんがさっそく読んでいます。

 ●新・差別はなくなったのか?
 問題は、議会でも取り上げていますので、最新情報には精通したいと思い借りてきました。
 問題で一番勉強になった本は、板倉聖宣氏の書いた「差別と迷信(仮説社)」です。なんだかんだと言っても、、問題の根本は、「迷信」にすぎないと喝破しています。
 実害は多く生まれましたが、「丙午」と同じような、根拠のない「迷信」としか、説明できないのではないでしょうか。

 ●”喜平さ”がつくった奇跡のむら
 これはタレントの峰竜太しの書いた本です。生まれ故郷の長野県下條村のことを書いています。ぱらぱらとめくったとき、「字が少なくて読みやすい」と直感して買い物袋に入れました。

 ●先入観はウソをつく
 テレビタレントと化した感のある武田邦彦氏ですが、なかなかの理論家です。読むに値する著者の1人です。

 ●トラウマの心理学
 トラウマとは、私は小さいころ「虎・馬」だと思っていました。外国語とは知りませんでした。「心的外傷」とななんなのか。
 私自身が、ズバズバものを言う立場ですので、心的外傷がどんなものか勉強したくて手に取りました。

 ●占いの謎
 サブタイトルに「いまも流行るそのわけ」とあります。私は、仮説実験授業で「予想」はしますが、つまり、仮説は立てますが、「占い」は信用しないたちです。流行る理由が知りたいのです。

 ●もの言えぬ時代
 共謀罪について、内田樹、加藤陽子、高村薫、半藤一利さんらが書いています。これは書いている人の名前につられて借りました。

 ●SとM
 これは、フランス文学者の鹿島茂の名前につられて借りました。みなさん、サド・マゾには冗談で口にしていますが、本当のことはわかっていないようです。もちろん、私もです。鹿島茂さんなら、まじめに、本格的に論じてくれるでしょう。

●地図をつくった男たち
 私は、小学校の時から地理には関心がありました。だから、今、高萩出身の長久保赤水がおおきくとりが得られているのはうれしいことです。もちろん、伊能忠敬をかいた、井上ひさしの「四千万歩の男」は興味深く読みました。
 この本は、明治の地図の物語です。

 
 

 

 

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