菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

反訳と翻訳ー議会は速記を反訳して、議事録をつくっていました

2019年03月24日 07時43分13秒 | 日々の雑感
 今日の茨城新聞のトップは、「消えゆく議会速記」である。
 国会中継をご覧の皆さんは、議長席のしたに「数名の事務員」はおり、ある時間ごとに入れ替わりしているのを目にしたことがあるでしょう。この方たちが「速記者」です。昔は、どの議会でも速記を基にして、議事録をつくっていたのです。速記を「元に戻すこと」を反訳と言ったのです。

 今では、録音技術が進歩したこともあり、録音テープを専門業者に送って、議事録をつくっています。今では、この録音テープを文章にすることを「反訳」と言っています。仮説実験研究会では、きちんと「テープ起こし、または文字起こし」と呼んでいます。記憶に頼って文字化することを「脳みそテープ起こし」とも読んでいます。

 今では、辞書を引くと、「反訳と翻訳」は同じ書いてある辞書もあります。しかし、これは正確ではありません。

 私は議員になったとき、翻訳と反訳は違う言葉のはずだと、気になって仕方ありませんでした。そこで、業者の方に、調べてもらったことがありますから・・・・・・・。

 私は何を言いたいのでしょうか。そうです、「議会発言の重み」を知ってもらいたいのです。議長経験者の中にも、「議事録なんていらない」と暴言を吐く人がいます。「おれは議事録なんて読んだこともない」とも自慢しています。
 「いや、ちゃんと読んでいる人もいるんですよ」と反論すると、「それなら、共産党と議会事務局用に3冊つくればいい」なんていう言葉が返ってきます。

 議事録の作成は、地方自治法で作成が義務づけられているものです。それだけ、重要であり、大事なものであるということです。

 今は、議事録は、各議会のホームページで、議事録を読むことができます。それも、日時が分かっていれば、どこの議会、誰の発言と、探し当てることが簡単です。印刷の議事録を見るよりは、はるかに分かります。

 とくに、桜川市議会の2018年第3回定例会と第4回定例会は、「荒れた議会」でした。この議事録を読んだ方から、「こんな荒っぽい議会を桜川市議会はやっているんですか」と、言われたことがあります。私も読んでいて、自分の不規則発言も出てきますので「荒れた議会だったのだなあ」と思い出しています。

 とにかく、桜川市の方には、この2つの議事録を読むことをお薦めします。
 

 
 
 
 
 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日の新聞に「新しい桜川第... | トップ | 大泉地区の新入生が1人とは »
最新の画像もっと見る

日々の雑感」カテゴリの最新記事