今日は、直木賞作家・海老沢泰久氏の本を読んだ。海老沢氏は、真壁町椎尾生まれの直木賞作家である。海老沢氏はすでに故人となっているが、真壁伝承館完成時に、遺族が海老沢氏の蔵書を寄贈してる。その本が、やっと整理され、貸し出し可能となった。私は、早くほんの貸し出しをできるようにしてほしいと申し入れていたので、さっそく借りてきて読んだ。
今日読んだ本は、「暗黙のルール」というエッセイ集であった。自伝のようなものは読んだことはないので、氏がどのような経過で作家になったのか知らなかったので、いくらかこのエッセイをよんでわかった気がする。
氏の本は、細かく取材をして、克明にそれを記していることに特徴がある。その辺がわかったことが収穫であった。
また、氏が、パソコンのマニュアル造りをNECから依頼され、取り組んだ経過が書いてあった。要は、わからない人を前提に書くには、専門家が書いてはいけない、わからない人が、「自分がわかるように書く」ということが大事であると、全く同感です。